人が多過ぎるせいもあるが
なんだかノリがこぇー。
小説風に言うなら
この若者等はなんの為にこんな狭い箱にぎゅうぎゅうに納まっているのだろうか。
あれほどまでに個性をと
強く強調するもの達が
なぜみなで同じ動きを
この時に限り団結して行っているのだろうか。
本当に音楽というものに酔いしれている者はきっと半分もいない。
酔うのはアルコールにか
または異性だ。
好きなＤＪよりも酔うのは目の前の異性だろう。
たくさんの人の中で揉みくちゃにされたその人々の姿は
まるで蛍光灯にたかる虫のようにも見える。
身体を揺らす感じは
やっぱりカヤに挟まった虫だ。
人間の生殖欲をいっぱいに表した動物もいる。
でもその中で、低も上もなく
みながひとつになると言うすばらしさを噛み締めることも出来るだろう。
この時代では
体育会系というものにでも属さない限り
なかなか大勢での団結力を感じることはできないかもしれない。
みなそれぞれだが
それが『みんな』となってゆく。
出会いも真新しく
その新しさをいつも求めているんだろう。
店から出れば
ただ煙草の臭いがまとわり付く自分に嫌気がさしたりするが
それがまた店にいたと言う達成感になったりするのかもしれない。
とまーこんな感じサ。
ジーマやテキーラをノリのみで飲んだ口は
嘔吐もしていないのに
そんなよーな臭いがするし、
頭にかかったシブキのせいで
ピーチちっくな臭いもするサ。
とにかく臭くてねらんねぇー。
オッパッピー。