今日は鍋を作る。
水炊きだ。


でも中年は野菜を切る役をとられてしまった。


野菜を切っているのを見つめている。



他の用意をやってほしい。

テーブル拭き、食器を出したり他にやることは盛り沢山だ。


電気コンロの用意をたのまれた中年。
まだキッチンで作ってる鍋が全く出来ていないのにも関わらず、
電気コンロの電源をONにした。
電気コンロを温めているのだそう・・・
とっても危なくないか?



中年は野菜切りをチェック。
野菜係はまだ野菜を切っている。
そこに中年が『これも切らな~。』と
豆腐を指した。

野菜係はわかっている。
わかっているが今あきらかに他の野菜を切っている最中だ。
野菜係は『切るってば!』
そらキレもするだろう。

中年はふくれた!

ふくれて、沸き上がった湯に野菜を投入。

次々に野菜を入れ、
混ぜる!一心不乱に混ぜる!
とにかく混ぜる!
箸を止めたかと思えばまた混ぜる!


ほっとけば出来上がるのに・・・

豆腐が崩れないように気にしつつもやっぱり混ぜる!
混ぜる以外に野菜の包装のゴミを捨てるだとかないものか。

一通り混ぜ混ぜに満足したら
テレビを見ながら煙草をふかす。

野菜係は振り返りそれを見て少しびっくりだ。

中年は鍋が沸き上がったらテーブルの電気コンロに運んだ。
もー肉をしゃぶしゃぶしている。
野菜係はお茶係、食器係など、全部の係りをこなすことになる。


中年には気付いてほしい。


こーゆー場合は野菜係は中年にやらせるべきだ。

後片付け偏もにたよーなものだがつづく。