北米遠征 オハイオ編

シカゴ国際空港から一路オハイオ州のデイトンに向かいました。


12時間のフライトで少しグッタリ来てましたが、初アメリカでテンションが爆上がりしてたこともあり6時間の運転を一回の休憩で乗り切れました。

宿泊は今回はじめてAirbnbで1軒屋を借りてみましたが、選ぶ家にもよるかもしれませんが、ホテルよりも安くて使い勝手がとても良かったです。

キッチン用品も全て揃っていて、スーパーで買い出しし、日本から持ち込んだ調味料でなんでも作れましたね。食材は少し高いけどアジアマーケットに行けば大抵のものは揃いますので、レストランがバカ高いので、自炊でほとんど乗り切りました。


庭にBBQグリルがあったのも良かったです。

肉の塊を買ってきて、適当に焼いて食べましたが、アメリカの肉はうまいですね。豚肉の塊を塩麹につけて焼くだけで、かなり美味しくいただきました。

オハイオ滞在中はカナダに住むママのお兄さん夫婦も合流して、賑やかな毎日でした。

さて、雑談ばかりでしたが、オハイオに来た理由はエリートアマチュアシリーズの最終戦、ウエスタンアマチュアに出する為です。
122回目となるこの大会はアメリカでも3番目に古い歴史のある大会で、4ラウンドの予選会を経てベスト16がマッチプレーに進むと言う全米アマをも超えるハードな大会フォーマットで有名です。

大会会場となったモレインCCは全米アマほど距離はないものの、深いラフと早くて硬くて傾斜が厳しいグリーンで仕上げ切られており、予選落ちしてしまいましたが、全米アマの良い予行演習となりました。

因みにどんなスケジュールだっだかというと

初日は夜にオハイオに到着した為、寝るだけ。

2日目は、朝からスーパーで買い出しをしてお昼ご飯を食べた後に、午後からは会場下見とパブリックコースでの練習。

Google mapで調べるとパイプストーンというパブリックコースが良さげだったので、取り敢えず行ってみた。

アメリカのパブリックコースはほぼネットで予約が取れるのですが、時間もあるし、パブリックコースはいくらでもあるので、取り敢えずダメ元で行ってみたところ、パブリックは組合せが基本で、1人だけなら入れる枠はなんとでもなるようでした。
また、コース内への見学も基本無料。ママと2人だと伝えたら、歩きなら無料だし、追加カード費払えばもう一台出すよ。と、、、

以降もパブリックコースをいくつもまわりましたが全て同じ手配でいけました。

ちなみにアメリカ人のゴルフ偏差値は高く、皆うまいし、300ヤード近く飛ばしてくる普通のオッサンもいる。

そして、全米アマに出場することを知ると、そんな子がパブリックにラウンドに来ているのか!?と驚きながらも、興味津々でフレンドリーに色々と話しかけてくれるし。応援してくれる。
こちらもあまり下手なゴルフはできないので、練習なれど、それなりに緊張感はある😛

あ、そうだ、大きなポイントとしては21時くらいまで明るいので、18時スタートも可能なので、1日2ラウンドも余裕でできる。

河川敷で育ったリンリンにとって組み合わせでのラウンドは懐かしくもあり、興味津々でリンリンに話しかけてくる地元の方達は、皆親切にコースの特徴をマイホール説明してくれたりするので、とても良い英語の勉強になってましたね。

そして3日目はいよいよコースでのラウンド。

本来は前日練習のみですが、大会前に開催されるプロアマと、同じフォーマットの大会に招待され、モレインのメンバー3名と一緒にラウンドを行いました。

3名のうち2人は親子と聞いていたので、ジュニアゴルファーが来るものと思っていたが、80歳と60歳の親子だった‼️

はじめてプロアマフォーマットでラウンドしたけど、同じチームメイトって感じでラウンドするのは楽しいもんだね。

沢山お話をして、コミュニケーションを取り、コースの攻略ポイントも聞いて準備万端で本番に挑む準備が整いました。

兎に角コースは広いのですが、フェアウェイ外れると深くて強い豪ラフに入るとどうにもならない、、、
グリーンは早くて硬くて起伏が激しくて、全くパターが入らない、、、

前半はなんとかアンダーで堪えたものの後半は4オーバーで、全く話にならんかった。

どう攻略したもんかと。悩んで迎えた4日目はこう強い練習ラウンド。

アメリカの大学生3名との組み合わせでした。
1人は曲がり幅が大きくて、雑なゴルフをする子でしたが。馬鹿みたいに飛んでました、、、350ヤード飛んでますね。

残る2人もリンリンとほぼ同じ位の飛距離で、小技も上手い、、、世界アマランキングも同じくらいの位置にいて。とても良い刺激を受けました。

そんなラウンドの中で3人のパッティングを見て、とあることに気がついた。メチャメチャ柔らかいタッチでフォロースルーまでラインのイメージを出していた。

見様見真似で、なんか真似し始めたリンリン。

元々こういう撃ち方をしてきたこともあり、すぐに感覚を取り戻し、ポコポコとパターが決まり始めた。


ショットは日本アマ以降復調しており不安はなかったので、これで戦う準備は整った。

迎えたウエスタンアマチュア初日、、、は次回