グノからの帰り道、娘が興奮ぎみに、

「●●先生、今日、激怒したんだよ!びっくりした」と。

 

詳しく聞くと

ある授業で、合格点になるまで続けると言われた小テストがあって、

クラスの半分くらいが1回目で合格できず(娘も!)、

今週2回目のテストがあったそうです。

 

その中で、また落ちる子もガーン

一人ずつ先生が落ちた子に、

「もうちょっとだね」とか「ちゃんと勉強した?」とか

声をかけてテストを返却したそうなのですが。

 

その中の一人が

先生に「勉強した?」と聞かれて。

「テストがあることを忘れてて、勉強してない。だから、できなかった」と言ったそうです。

その子が塾にきて必死にテキストを見ていたのを知っていたらしく、

娘もですが先生も、その子が本当に忘れていたのではないことは

分かったそうです。

 

で、先生が

「本当に忘れてたの?」と聞くと

「・・・・・。いや・・・・、その。

本当は、ちょっとやったけど」と答えたそうです。

 

その答えに、先生はすごい剣幕で怒ったそうです。

「頑張って、やってできなかったのなら、またやればいい。

予定があって、勉強ができないこともあるでしょう。

 

でも、やったのに、点数が悪かったから、忘れていてやらなかったことにしようとか。

出来なかった理由や、自分の勉強にウソをつくのは、絶対いけないことです。

 

そんなことなら、受験、やめますか?

お父さんお母さんがお金を払ってくれて塾にきてますよね?

そのお金を無駄にして、グノーブルを続けますか?

そうじゃないよね、来ているんだから、一生懸命

やらないといけないですよね?

 

できなかった理由をきちんと考えて、どうしたら出来るようになるかを

きちんと考えないと出来るようになりません。

できなった理由で嘘をついても、いいことは有りません」って。

 

まあ、言葉はちょっと違うと思うのですが、

娘の理解としては、こんな内容のことを先生が言っていたそうです。

いつもはワイワイしているクラスも、静まって先生の言葉を

聞いていたんですって。

 

いつも、とっても優しいし、ジョークも多い先生だけに、

娘の心にも大きく響いたみたいです。

 

きっと、これからグノレブや模試や、もっと言えば人間関係や

生活の中の色々なことが思うようにいかないことも、増えてくるでしょう。

そんな時、うまくいかない理由を正面から受け止められず、

自分にウソをついて逃げたくなる場面があると思います。

 

先生はそんな時期に差し掛かっていることに気づいて、

あえて、強い口調で怒ってくれたんだなーと思って、

ちょっと、ジーンとしてしまいました。

 

勉強がもちろん主軸の塾ではありますが、

学校以外のお友達との出会いもあり、先生との出会いもあり。

大変だけど、心の成長の場でもあると受け止めて頑張りたいなーと思った

出来事でした!