こんにちは、花です
西加奈子さんの話題作「くもをさがす」を入院中に読み終えました。
せっかく(?)入院するんだし、暇な時間に読破しようと本を持ち込みましたが読み終えた本はこれ一冊
意外に読めないことが判明しました(笑)
まだ文庫では販売されていない模様。
今まで、このブログを見ていてくれる方はご存知でしょうが私は西加奈子さんの本が好きです。
なので程よい期待を胸に読み始めました。
・・・・・が、全然進まねー
西加奈子風味はあるけれど、お題が病気なだけに(しかも本人の)
気が重いーーーー
くもをさがすは、西加奈子さんがカナダで乳がんに罹患し手術を受け治療をし、
家族や周りの方々の明るさや手助けなどについてユーモアたっぷりに事実が書かれています。
闘病系の本にありがちな話にしたくないと日記をもとに書かれていますが
私が見た限りは闘病ブログなどと大差はなく
場所がカナダであることや、著者が西加奈子先生自身だからどうにか最後まで読み終えることができた感じです。
レビューでは「感動した」「最高傑作」と高評価が目立つものの
私としてはお金を払ってまで買う本ではないという評価です。
後半ででてくる「乳首不要説」には深く共感しましたが(笑)
本の内容はどうであれ、やっぱり西さんはカッコいいなと思わせてくれる本ではありました。
特に言及する内容はありません。