「真っ直ぐ、高く、強く」力強くそびえ立つ大木。
仕事でもプライベートでも、
「自立したかっこいい女性=大樹のような人」だと思い込んで、
一生懸命に背伸びをしていたんです。
イメージは、そびえ立つ屋久杉。
少々の風ではびくともせず、一人で堂々と立っている……
そんな自分にならなきゃ!と、
鼻息荒く頑張っていました。
でも、東洋の学問が教える私の「羅針盤」を広げた師匠は、
お茶をすすりながらこう言ったんです。
「葉和さん、あなたが大樹のフリをするのは、
金魚が陸を全力疾走しようとするくらい無理があるよ」
……金魚が陸を走る!?
師匠、たとえが過激すぎます!
「いい、あなたの本質は、
どこまでも可憐でしなやかな『野の花』なんだよ。
大樹はね、あまりに強い嵐が来るとポッキリ折れることもある。
でも、野の花は風に合わせてしなやかに揺れる。
踏まれてもちぎれても、根っこさえあればまた何度でも芽吹くんだよ。
これ以上の強さがある?」
その言葉を聞いて、私はハッとしました。
思い返せば、
無理して「しっかり者の大樹」を演じていた頃の私は、
ちょっとした批判やトラブルで「ポッキリ」心が折れて、
立ち直るのにものすごく時間がかかっていました。
「そうか!私は折れないために、もっと固くなるんじゃなくて、
もっと『しなやか』になれば良かったんだ!」
自分の種が「草花」だと認めた瞬間、
あんなに欲しかった「強さ」が、
実は最初から自分の中に備わっていたことに気づいて、
なんだか可笑しくて笑いが止まりませんでした。
明日も、私の報告をお楽しみに!


