「日本は暑いね
」と会う人ごとに言ってる。
朝から10℃前後の気温に慣れてしまったのだろう。
だから朝から30℃、日中35℃前後は結構辛い。
さて、旅行二日目にしてPark Ranger-Guided Activitiesに参加する。
このプログラムは夏場だけ行われており、誰でも参加できる。
森やビーチ(潮だまり)、キャンプグラウンドで日に3~4回、連日行われる。
個人が行っている現地のツアーも便利だが、
所要時間が平均1~2時間で、もちろん無料だから参加しない手はない。
一つ付け加えるなら、Junior Rangersは7~12歳が対象で、
参加するとカワイイバッジがもらえたりと、小さな子供には魅力的だろう。
ビジターセンターでは小さなインディ-ジョンズ風の子供を見かけた。
担当者に「英語は難しからこっちにも参加してもいい?」と訊ねたら、
「大人が同伴することになってるツアーで、動植物の観察が中心だから、
大人には向かないしダメだよ」と言われた。それでも良かったのだけど。
朝11時にSimpson-Reed Grove入口に集合、入口は道路脇だ。
まったく初めての経験でドキドキしながら行ってみたら、
さっそく参加者が集まっていた。
森に足を踏み入れた瞬間、足元の柔らかさに驚いた。
話しによると、Redwoodの根はとても浅いそうだ。
それはこの辺りには雨が多く降り、地下深く根を張る必要がないからだ。
それじゃ風で木が倒れたりしないか心配してしまうが、
浅い根は数百フィートにまで広がり、互いに交差するから強いという。
トレイルの途中で、このことに触れたプレートを見つけた。
根はせいぜい6~10フィートの深さらしい。
これが足元を柔らかく感じさせている理由だろうか?それとも落ち葉が堆積しているせいか?
地表は背丈ほどにもなるシダや、噛むとリンゴの味がするという、巨大なカタバミで覆われていた。
ハワイのキラウエア国立公園でも感じたけど、
大きなシダがある森に入ると気分が落ち着く。
癒されるとうより、とても懐かしい。
遺伝子のどこかに大昔の記憶が残っているのだろうか。
それなら多分人間になる以前、まだネズミの頃かもしれない。
Redwoodはどうやって繁殖するか?
この大きな木はオリーブほどの小さな実をつける。
その中に入っている種はわずか米粒ほどだ。
当然この小さな種は発芽するが、
多くの場合は倒れた木や、切り株から発芽する。
あらかじめ十分な栄養と水分が備わっているから成長しやすい。
この森、ずいぶん沢山のクローンでできている。
倒れた木はRedwood以外、他の植物にとってもありがたい大地だ。
写真は比較的細い(といっても直径1Mある)木に着生したシダ
こういう土台になる木のことをNurse logと呼ぶ。
倒れた木はまた植物以外の生き物たちにとって恰好の棲家にもなる。
海の中なら漁礁といったところか。
トレイルには無数の倒れた木(fallen tree)、
木々が伐採されていた当時の名残がそのままにされた木が残され、
自然にまかせた再生が行われている。
このGroveの中で一番大きい木の下で写真を撮った。
樹齢は1000年位になるらしい。
大きすぎて人物と根元しか写らないんですね(笑)
次は少し変わったメープルの木。トレイルを挟んで根元が二つ!
成長の過程で倒れた時、先端から根が出てしまったらしい。
木漏れ日が美しいこの木は全体がコケに覆われていた。
日本史はせいぜい2000年
あちこちに神様が宿るといわる木があるけれど、
2億年前からある森は神様だらけだ。なのに威張っていない。
人生100年足らずのPredator(プレデター:肉食動物、略奪者)な人間さえも
あたたかく受け入れてくれる。
ヒーリングとか、パワースポットなんて商業的な言葉が多用されてるが、
ここでにそんな小さな言葉は当てはまらない。
言わないでほしい。























