たんなる日常妄想SSです
腐っぽくなるのはハナが書いてるので諦めてください……
ということで
これは公開記事で★
『 きみといっしょに…… 』 KEY 編
KEY編
「きぼまぁ~」
僕はキボムの部屋の扉をノックしてからあけて呼びかけた。
「何?」
雑誌を読んでいたらしいキボムがベッドの上で寝っ転がったままの姿勢で僕をみた。
「あのねシリアルなくなった。買い物いかない?」
そう誘ってみる。
ついてきてくれるかな……。
今日の僕の大作戦。
それは『キボムとお買い物』!
ジョンヒョンがいうんだもん、「キボムと買い物行くの楽しい!」って。
だからね僕も一緒に買い物に行きたい。
『楽しい』のってドキドキするでしょ。
「えー。いいけど……。
ちょっと待って支度するから。」
やったーと心の中でガッツポーズ。
お誘い成功だよ~。
と僕も準備と部屋に戻ってジャケットと帽子を持って、それから鞄。
お財布持ったし、携帯も。
リビングのソファーに座ってキボムを待った。
あっそういえば……
と思い出して携帯のゲームを始める。
キボムがきたらやめればいいし……と。
えっと……
まだ?
あれれ
うーん
時計をみればさっきからもう1時間!!!!!!!!!!!
お腹が時計をみたとたんに音をたてた。
でも、キボムの部屋の扉が開く気配がない。
ミノも死んだように寝てたよな……と
もう一つのベッドで長い手足を広げて豪快に眠るミノの姿を思い出す。
オフの朝なんてこんなもの
オフでも規則正しいジョンヒョンはさっさとどこかへ出かけていった
デートかな……
ってまた時計が進んでる!!!!!!!!!
「きぼまぁ~まだ?」
そっと扉をあけたら……
ええええっ!!!!
心の中で僕は叫んだ
ベッドの上に洋服がいっぱい散らばってる
「何してるの……」
「服が決まらない……」
「……」
スーパー行くだけなのにどうしてそんなおめかしするの……。
僕は不思議でならない。
だって車で行って、車で帰ってくるだけだし……
あれれ……
「うーん!
もうこれでいいやっ!」
その一声でどうやら着るものが決まったらしい……で、
出かけるのかと思いきや…
今度は「帽子が~」とか「ピアスが~」とか言ってるなぁ……
僕はとってもお腹が空いてきた
だけど
まだまだみたい……
また僕はソファーに戻ってゲームを始める
だって当分かかりそうだったんだ……。
「行くよ~ヒョン。」
えっとと時計をみたらさらに30分追加されてた。
でも思ってたより早いかな?
「うん。」
僕らは二人でお出かけとなった。
■
車を駐車場にとめて、僕はそのままお店に入ろうとしたら
そばにキボムが居ない。
あれ?
っと振り返ると、カートを引っ張り出している。
「なんでそんな大きいの?」
きけば、
「ついでに他のものも買い出しといたほうがいいでしょ。」
そう言ってフルーツや野菜のおいてあるところへ向かっていった。
なんかいろいろ冷蔵庫には寮母さんがいれておいてくれてるのに。
フルーツだってカットしてくれてたのがゆうべあったのに……。
全ての棚を舐めるように端から端まで一生懸命買い物をする後ろ姿を
僕は一歩下がってついて行く。
お母さんと買い物してるみたい
心に浮かんだのはそれ。
欲しい目当ての所に行くまでずっと待たされた子供の頃の記憶……
なんかデジャヴ……
だまってうしろをついて行く。
「ねえジョンヒョンどこが楽しいの?」そう心で呟きながら。
「きぼまぁ~シリアルってね最後のほうにあるんだよ。」
ちょっと本来の目的を見失いかけて僕は思わず言ってみた。
そしたらね
「うるさい!」
怒られた……
キボムはやさしい子なのに……
買い物中のキボムは怖い子になるみたいだ……
やっとシリアルコーナーに着いたときには、
すでにカートは山盛りで、車に乗るのか…と思う有様。
さらに、本来の目的であるシリアルの前に佇んで僕は途方に暮れた……
いっぱいありすぎる……
僕は普通のでいいのに
なんだか嬉々として目の前でいろんな箱を手にとってるキボムがいた。
「これ初めてみた~!これにしようよ!」
僕は普通のでいいんだな……
僕はこの日キボムとはもうお買い物に行かないって思ってしまった……
おわり
ということで
メンバーたちとお買い物に出かけるオニュたまを
コソコソアップしてきまーす

