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花形まきこのブログへようこそ(*^_^*)
いつもありがとうございます。
さて先日、カウンセラーのスキルアップトレーニングの際に
どのような視点が大切か、お話させて頂きました。
机上のカウンセラーにならないために。
人間性を磨いていくことと同時に
柔軟性を鍛え、職業意識をしっかりと持ったカウンセラー。
机上のカウンセラーにならないために
｢聴き手、話し手のプロになること」
カウンセラーに限らず、「話す」事を主にする方にも大切なこと。
では具体的に他にはどんな練習方法があるのでしょう。
但し今回は「聴く」事にもボキャブラリーの柔軟な豊かさが必要になるというお話です。
ボキャブラリーを豊かにする
単語の「かみくだき」
●依存●
という単語をかみくだいて、分かりやすく説明してください。
◇物や行為や人に病的な強いこだわりをもつこと
◇物や行為や人に日常生活に支障が出るほど夢中になりすぎること
など、皆さんの言葉で、或いは説明するTPOによっても、いくつも例が出てくるでしょう。
これを普段から、
の中の中吊り広告の単語を見ては
雑誌
の中の言葉を拾っては
何も特別な時間を割いて机に向かったりしなくても
ちょっとした時間を使って一日一回、一つの単語から数種類の例文をあげ
「かみくだき」トレーニングをしていきます。
自分ではわかっているようで中々人にはうまく説明できない
そんな物事をより広義的に捉え視点を広げることで
相手が理解しやすい、納得しやすい会話力を習得できます。
そして次に
単語・文の「こねまとめ」
※パン生地などをよく混ぜてこねながらまた１つにまとめるイメージです
上の｢依存」や「物や行為や人に病的な強いこだわりをもつこと」
これをこねて違う形に成形したり
一つにまとめていくと
◇執着
◇固執
◇嗜癖（しへき）
◇アディクション
といくつかあがってきます。
英語にいいかえるというのもよくある「こねまとめ」かもしれませんね。
また余談かもしれませんが
◇ヤバイ～超ハマりすぎ。マジ笑えない～
という(笑)「かみくだき」ながら別のＴＰＯで「こねまとめ」ることもいいと思います。
と考えていくと、どうでしょう？
｢依存」という１つの単語が、いつのまにか一義的な意味の範囲を超え
度合いの大小や状況や環境や対象者の年齢や性差など
様々な視点から多角的に表現され、より広義にわかりやすくなりましたよね？
「ボキャブラリーを豊かにする」
そしてこれは話し手側のスキルアップの効果だけでなく
聴き手側の話の柔軟な理解度のアップにも
とても大切となるのです。
例えば話し手（クライエントさん）が言った｢依存｣という単語を
そのままにミラーリングして聴き取りながら
同時に上のような「かみくだき」や「こねまとめ」を
聴き手（カウンセラー）が自分の中でシュミレーションできれば
聴き手（カウンセラー）の先入観や思い込みで
その言葉の意味の枠を狭めることなく
より話し手（クライエントさん）の意味する
度合いや状況や環境や対象年齢や性差等を加味して
その世界を広くありのまま受け止め
聴いていくことができるようになるから
そして日ごろから継続してトレーニングすることで
意識せずとも、無意識レベルで聴く枠が広がっていくのがポイントです。
話す、あるいは、聴く心のひだが、増えれば増えるほど
相手の心の小さな粒まで、キャッチできるようになる
ただ聴く立場の時に１つ注意する点は先ほども触れました
そのままにミラーリングして聴き取る
単に相手の言葉を片っ端から言い換えて
あまのじゃくのように聴いているのではなく(笑)
言葉をそのままに聴き取りながら
聴き取る心のひだを用意して
話し手が訴えた言葉が聴き手の心をつるっと滑ってしまって
「なんかちゃんとわかってくれてないな～」
そんな風に感じられてしまう。
こんなことのないよう、ひだの一つ一つで受け止めて
沢山の共感を与え、また得られますように（*^_^*）
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