花形まきこオフィシャルブログ「色と心のエコバランス」by Ameba

こんばんは、いつもありがとうございます。

とても冷え込んで冬将軍真っ盛り!!

皆さんお風邪など引かれていませんか?

など言っている私の方が昨日の夕方位からダウンあせる

何とか一晩で乗り切りましたが、クシャミ&鼻がいやですね~

気合を入れて体調管理しなければ!と切に思いましたm(__)m


さて先日会社のスタッフと一緒に、近くの靖国神社に初詣に行って参りましたキラキラ

今年の健康と幸せと成長を願いお参りして、破魔矢を頂き、定例のおみくじ鏡餅


結果は「吉」

碁盤に白黒の碁石が当たり前にあるように

当たり前のことをコツコツと努力し自然に在る様努めなさい・・・

という言葉に「うんうん」と深く頷き

その裏にある歌の一節に深く心を打たれました。


桜の花や紅葉や鳥のさえずりは、言うまでもなく美しく価値のあるものだけれど

目に見える形あるものはいずれはその姿を失ってしまうもの。

取り立てて何もない夕暮れに心を洗い身を正すこと

目に見えないものに感謝して心を寄せることの大切さが歌われています。


画像の『方丈記』の鴨長明の一節です。

吉田兼好の『徒然草』、清少納言の『枕草子』と並ぶ日本三大随筆の1つ。

いわばこの世をいかに生きるかの人生哲学を

今で言う『自伝風エッセイ』としてまとめ上げられています。


今までは『日本史の勉強で暗記したなあ・・・』『枕草子の方が好きだなあ・・・』

程度にしか感じていなかった私ショック!

「もののあはれ」の真の意味の理解にほんの少し近づけたように感じ

心が静かに波打ちました。

おみくじのお陰で恋の矢


日々目に見えないものに心を重ね共感していくことを仕事としていながら

目に見えるものに心を奪われ、価値を見出し、いつのまにか執着してはいないか?


目に見えるものが絶対的な存在で失うことはないものと

いつのまにか過信してはいないだろうか?


色でいうならば


目に見えるものが、イエロー


見えないものがその反対色のヴァイオレット


生きていく上で勿論両者が大切であって、だからこそバランスが必要だけれど

方丈記の冒頭の文に、今一度、身と心を洗われ浄化されたように感じます。

(体調を崩したのは身体から垢を浄化したのかな?(^_^;))


「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。」


執着を手放し、かつ止まることなく歩みを続け

今ここを幸せに生きていきたいですねクローバー