世紀末になると、人はドラッグか宗教に救いを求めると聞いた事
がある。世紀末=自分の死期だとしたら、それは誰にでも訪れる
ものである。
死に対する恐怖は誰にでもあると思う。それから逃れるにはどう
すればいいのか?信心深い人なら大丈夫だろうけど、、。
最近は、緩和ケアが発達し、専門の病棟があれば、癌などの苦痛
もかなり癒えるようになってきた。(かなり技術の差はあれど)
でも、死に対する恐怖まで癒していくには、どうだろう?
認知症が進んだご老人は、まだラッキーかもしれないけれど。
楽に死なせてくれなんて言葉はよく聞く。
専門の知識を持った医師と看護師などの医療スタッフが対応する
けど、心の奥底までは???疑問が残る。
ある医師はこう語る。。あの世の存在があると知った患者さんは
一様に穏やかになるという。「また、あの世で会いましょう」
と話す先生。いい先生だね。。。
アメリカでは、終末期医療の為に、チベット死者の書が使われて
いる所もあると聞いた。
仏教を学ぶには時間がかかる。浄土信仰ならまだ幾分すんなりい
くかもしれない。どんな信仰でもいいからあの世の存在を話して
あげてほしいなと思う。