真夜中に突然目が覚めた。

小学校に上がったばかりの頃でそんな事は初めてだった。

子供心に見つかっては行けないと思い、息を潜め階段から1階の居間の様子を伺う

父と母そして知らない大人達が小声で話していた。

テーブルにお札が詰まった銀色のケース、父の手にも銀色に光るものが、後日 それが手錠であると知る。静かにベッドに戻り 何事もなかったかのように朝が明けた。