厳しい現実 | ダーといつまでも・・肺がんの主人と家族の3年間の記録

ダーといつまでも・・肺がんの主人と家族の3年間の記録

2015年1月 ダー(ダーリン)に肺ガンⅣ期の診断が・・
3年の闘病中 普通の生活を望み仕事も頑張りました。
告知後も大好きな南の島にもたくさん行くことが出来ました
(告知後 ハワイ2回 ソウル2回 サムイ島 グアム オーストラリア行ってきました!)

今週火曜日 抗ガン剤投与で病院へ。


 


2人で話してこの日のアリムタ アバスチンはやめてもらい


今週末の入院の時にオプジーボを入れてもらうように


主治医に話してみようと。


 


ダーは弱ってしまった体を


前回副作用のなかったオプジーボを打って


回復させたいと思っているのです。


 


化学療法室に呼ばれ主治医を待っていましたが


ダーは気持ち悪くなり嘔吐し始めました。


 


そこにやってきた主治医はこの様子を見て


今日は無理だねやめておこう。


入院の時にオプジーボやったらと思うんだけどと


私たちがお願いしようと思ってた通りの


お答えが・・・ありがたい。


 


この日は栄養と吐き気止め点滴で入れる事になりました。


化学療法室なので看護士さんに


「ここでその点滴していいかな?」と


聞いてくれました。


 


血液検査の結果がアルブミンが3.2に下がり


CEAが110を超えてしまった。


 


前回70・・上がり方が大きくなってきています。


 


ダーもこの数値にはショックを受けていました。


 


主治医は私に上に来てとダーにわからないように


サインを出してきました。


 


ダーにはトイレに行ってくるねと言って


診察室へ。


 


まず前回とったCTを見せてくれました。


全体的に腫瘍が大きくなってきていること


背骨のあちこちに転移と見られる


陰があること。


 


医者「本人にはしんどいから言わない方がいいよね」


 


顔「そうですね。でもCEAの数値でショックをうけているので


  厳しい状況はわかっていると思います」


 


食べ物が詰まって入っていかないのですが


CTを見る限りでは食道は詰まっていないとの事。


 


顔「仕事もつらくなってきたので年内で


 他の人に引き継ぐ話をしています。


 傷病手当の書類をお願いすると思います


それと先生にリビングニーズお願いしようと


話したのでそのつもりでいてください」


 


医者「うん。そっか仕事があるからがんばれてるところも


あったもんね。でもすごくがんばっていると思うよ


3年だもん」


 


告知は1月ですが最初にがんの疑いで診察を受けたのは


2014年12月。


それから3年経つんですね。


 


主治医は告知の時に3年がんばっいる人もいるからと


励ましのつもりで言ったことに


私たちは3年が凄いことなんだと


逆にショックを受けた言葉でした。


 


うんうん ダーは頑張ってる!


 


その翌日、同じ業種の会社をやっている


大学の大先輩に会いに出かけました。


会社の事の相談です。


私の運転で先輩の会社に向かいました。


 


とてもつらい事を話さないといけないのです。


 


誰かに会社を引き継いでもらいたい。


実績やノウハウも渡したい。


適任がいなければ今の仕事が終わるまで


手伝ってもらいたい。


そして出来れば妻を事務で使ってもらいたい。


 


自分がいなくなったあと少しでも収入があると


生活がしやすいと思ってくれているのです。


仕事が無くても生活のめどは立っているのですが


ダーの気持ちだし心配してくれているんだと


思うとじーんと来てしまいました。


 


先輩は引き継げる人を当たってみる


もし、いなくても仕事の手伝いはするからと


話を受けてくれました。


 


私は車で待っていたのですが帰りに


その先輩がわざわざ車まで来てくれて


「話は聞きました。協力していきますから


心配しないでください」


 


ダーよかったね。


これで気持ちが楽になったね。


でも寂しいよね。


 


その後都内の知り合いへの挨拶回り。


麻布では2人で街を歩き


あの有名なたいやき買って


おでん買ってフランスの冷凍食品買って


少しぶらぶらしてプチデートかな?


 


都内の運転は疲れました。


 


今日は朝だるくて出勤出来ず


午後の3時間の打合せに行き


直帰。


 


帰ってきてとても寒がりうとうと。


痛みが最近移ってきていて


オキノーム飲んでも痛みが取れない。


 


食事もとれず食べても詰まってもどし


でも仕事に向かい


 


検査師「なんか今日は体がおかしい


どうしちゃったんだろう」


 


ここに来て悪くなるスピードが上がってきている気がする


 


ダーの様子を見ている長女は


「○○(次女)が帰ってきたらパパのこの姿見て


びっくりすると思うよ。かなりショックだと思う」


 


次女もまもなく帰国です。


帰国したらなるべくパパの側にいてあげてと


話しています。


 


週末に向かってセカンドオピニオン・入院・帰国と


忙しい日々になりそうです。


 


オプジーボでミラクルを願うばかりです。


 


 


 



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