鹿島神社 御祭神は武甕槌命(たけみかずちのみこと)。

この神は、関東を中心に広がっている、鹿島神社の総本社(茨城県の鹿島神宮)の神です。

奈良の春日大社は、日本で一番有名な神社ですだが、平城京の守護の為に創建された神社で、本殿向かって右から第一殿茨城県の鹿島神宮の武甕槌命、第二殿千葉県の香取神社、第三殿、第四殿と四つの神殿が並んでいるそうです。

 

今回訪れた、相模原市上鶴間の鹿島神社の創建は不詳ですが、建久年間(1190-1199)に源頼朝が鶴舞の里(鶴間)に鶴舞神社(今の浅間神社)を創建したとされてぃます。当初境川付近に在りましたが、享和元年(1801)当地へ遷座、昭和8年には指定村社になりました。

鹿島神社の行事は、隣の青柳寺の住職が行っていましたが、明治の神仏分離令で、無資格の鹿島神社となり、昭和8年に神饌幣帠料指定村社、鹿島神社に称号が昇格し、昭和28年(1953)宗教法人鹿島神社となり、現在に至っています。