昨夜は勝ち酒
一昨日は何だったか酒。
何かにつけて毎晩毎夜の
酒の席に浸る
一時のその場しのぎ
吐き尽くす愚痴
楽しかったり悲しかったり
面白かったり盛り上がった気になり…
最後は記憶を飛ばす
結局、涙酒
まとわりついた
全身を包む雑音と気だるさ
を振りほどくべく漂いながら
隠れ家へと続く地下へ階段を降りる
煙草の香りと静寂
カウンターから伸びる淡い光が命のよう
グラスに浮かぶ光が
それまでの雑音を揺らぎながら
忘れさせてくれる
眩しさの中なら命を削って絞りだす
サッチモの渇いた音色が
重々しく心に響いた






