こんにちは!親子問題カウンセラー 竹島雅美です。
本日のお題は「女の子を産んでおいてよかった」です。

ある女性が、年老いた両親を近くに呼び寄せ介護していたとき、母親に言われたこと。

女の子を産んでおいてよかった

女性はこれを聞いて、愕然としたとのこと。

自分の仕事も忙しいのに、合間を縫って一生懸命お世話して。
でも、ありがとう、と言われたことは一度もなかったそうです。

彼女は子どものころ、父親に罵声を浴びせられる母親を見て同情し、それで介護もがんばっていたのです。

しかしけっきょく、父親は母親を、母親は娘を、使用人としてしか見ていなかった。似たもの夫婦の両親だったということです。

団塊世代特有なのかというとそうでもなく、私より若い両親を持つ男性の投稿によると、

男性が、看護師をしているファアンセを実家に連れて行ったら、「これで老後も安心だわ」と両親は大喜び。それを聞いた彼は、「ぼくの妻は介護要員ではない」と両親をたしなめた、との内容。

妻、子ども、嫁は使用人、つまり自分の所有物であるという考え方。日本の文化には、まだまだ根強く残っています。

しかし、そうは考えない人もいるわけで、人間性の問題なのかもしれませんね。いずれにしても、人や生き物を所有物として扱う人間は、自分も他人も大切にできない人です。

そして、子どもは別人格であることを理解できず、子どもの自由を奪い、いつまでも執着するのです。

私の母もそういう人でしたが、生来の気の強さで跳ね返すことができました。

自己主張ができない気の弱いお子さんは、徐々に気力をそがれ、自分の人生を投げやりに考えるようになってしまいます。