中途覚醒とは？

睡眠障害には次の４つのタイプに分けられます。

【入眠障害】【中途覚醒】【早朝覚醒】【熟眠障害】です。

本日はその中の一つ、
【中途覚醒】について書いていこうと思います。

【中途覚醒】とは、

一度眠りについた後、
睡眠の途中…起床するまでの間に何度も目が覚めてしまい、
その後なかなか寝付けない状態のことです。

まず、【原因】としては以下のものがあげられます。

・ストレス、精神疾患（うつ病など）
・アルコール、カフェイン
・不眠症
・持病、治療薬の副作用
・夜間頻尿
・長時間の昼寝
・夜更かしによる生活リズムの乱れ
・むずむず脚症候群
・睡眠時無呼吸症候群
・交代勤務（生活リズムが一定ではない）
・慣れない土地での生活
・妊娠中、または出産後のホルモン変化

などです。

特にアルコールやカフェインに心当たりがある方は飲むタイミングや摂取量に注意してみて下さい。
わりと早い段階で質の良い睡眠が取れる確率が高くなります。（※依存症の方は除く）

人は歳を重ねると段々と眠りが浅くなってきます。

そして不眠は日本人（成人）のなかで最も多いと言われています。
（※最近は子供にも不眠症が増えています）

そして、入眠後にトイレで目が覚める人は年齢とともに増えます。

ちなみに夜中に一回以上、トイレに行く割合は、

【男性】
４０代・・・３割
５０代・・・５割
６０代・・・８割
７０代・・・９割
８０代・・・１０割

【女性】
４０代・・・２.５割
５０代・・・４.５割
６０代・・・７割
７０代・・・８.５割
８０代・・・９割

データを見るとわかるように男性の方がやや多い傾向にあります。
（※トイレが増える原因の一つに、加齢により膀胱の筋肉量が減り、尿をためておく能力が低下するからというものがあります）

話を戻しまして…
【中途覚醒の対策】としては、

・規則正しい生活
・適度な運動
・ストレスの軽減
・飲酒喫煙を控える
・夕方以降のカフェインを摂らない
・就寝前のスマホやテレビを控える
・寝室の環境整備（光、音、温度、湿度の調整）

などです。

どうしても眠れない場合は『眠らなければ』と思わずに『眠ることはあきらめてしばらく起きていよう！』と開き直ってしまうこともありだそうです。

後は、ドライヘッドスパを受けることもおすすめですよ＾＾