難しかった患者さん | hanaco今度はAUSナースになる

hanaco今度はAUSナースになる

ナース(日本)→フローリスト(UK)→ナース(オーストラリア)
紆余曲折の末、2018年9月よりQLDの田舎町でナースになり2022年10月からNSWシドニーへ。
ナースになる過程や仕事に関すること以外にもグルメや旅行も好きなので、そんなことも書いてます。

実習2週目。
疲れ果てて何にもしたくないと、
昨日もダレきった夜を過ごしましたショボーン


今日は1週間ぶりのassessorが来る
日でした。


とーっても良いおばちゃんで、
来週の本格的なアセスメントに向け
いろいろとアドバイスをくれて
私が準備しなくちゃいけないこと、
何を注意して仕事をするかなど、
やるべきことが明確になりました。


経験が長いし良い人だから、
いーっぱい教えてあげたい気持ちが
溢れすぎて、
申し送り終わった瞬間から
延々と話が止まらず、
忙しい朝の時間に
おそらく45分位費やしてしまった
のではないでしょうか??


凄く有難いしもっと聞きたいけれど、
何しろ患者さんが薬を待っている滝汗


初めて持つ患者さんたち2人で、
薬も何を飲んでるか知らなくて、
でも何の薬か把握するまで
与薬はしない!!
って言うのがオーストラリアの
ポリシーなので、
全てMIMSという薬の本やサイトで
調べるように言われます。


私は薬の名前がほぼ分からないので
ここで時間が大幅にかかり、
チェックして貰うナースを
探すのにもまた時間がかかります。


そうこうしている間に
早くシャワー入れて創傷処置を
しないといけない時間にガーン


患者さん2人とも先週から入院中で
良く廊下を散歩しているから、
挨拶は交わしたりしていて
感じの良いおじいちゃんたちだと
思っていました。


とりあえず処置に時間がかかる方を
先にしようとシャワー入って貰い、
もう一人に声をかけたら、
朝の診察時に足のドレッシングを
剥がされてしまい
滅菌ドレープで覆われたままで
困っていると言われました。


どうせシャワー入って濡れるリスク
があるなら、
シャワーの後に処置した方が
キレイなのでそれを伝えたけれど、
「いつもそうやってる」
と譲らないので、
じゃあ20分くらい待ってくれたら
処置しに来ますと。


この方の奥さんがいつ会っても
笑顔のない人なのですが、
何となく今朝も嫌な雰囲気でした。


だけど処置物品がなかなか
見つからなかったり、
アセッサーもまたもやアドバイスを
いっぱいくれようとするので、
かなり時間がかかってしまいました。


私は内心かなり焦っていました滝汗


でもアセッサーは確実に技術をする
ことに重点を置いているので
焦る様子はない。


そして先にシャワー入った人の
所に行こうとしたら、
なんと例の患者さんの元に
14時に予定していたエコーの迎えが
何故か11時に来てしまっていて、
「こんな足じゃ行けないムカムカ
と。


ヤバい、怒り気味びっくり


「オウ!オーケーニコニコ


って、どうしようか考えて
ちょっと笑顔で対応していたら、
奥さんの方が


「Not funny」


と同じく怒り気味。


さっきの人には待って貰い、
すぐに彼の処置をしました。


その間にも


「この子できるのか不安だわ」


なんて普通に私のことを旦那さんに
話したりしていてムッとしたけど、
時間も押してるし笑顔のまま
処置を始めました。


アセッサーも一緒にいて


「彼女はRNの経験もあり、
    処置の経験だってあります。
    彼女まだ処置始めてないのよ?」


と言ってフォローしてくれました。


とにかく朝から包帯とか取られて
傷が剥き出しのような状態でいて
後回しにされているのが
気に入らなかったのでしょうね。


「だからって言ってあなたに対して
    あんな態度は許されないわ」


とアセッサーが言ってくれたのが
唯一の心の救いでしたえーん


その後、何となく気まずいし
部屋で待っている奥さんに、
怖いけどシーツ交換しましょうか?
と少し話しかけてみました。


2時の予定だったのに、
11時になるなんて聞いてました?


あぁやっぱり突然来たんですね。
そりゃあ困りましたよね。
まだシャワーも浴びてない、
傷は剥き出しなんてねぇ。
日本ならこんなことありえないん
ですよ。
全てスケジュール通りだし
必ず患者さんに予めお知らせするし照れ


「この病院は忙しいから仕方ないわね」


そう忙しくて私も実習が大変でチュー


「あら、きっと大丈夫よー


相変わらず笑顔はないけれど、
先ほどまでの頑なな言い方はなくて
普通に話してくれました。


とりあえずご機嫌とりは
できたんじゃないかな?


私の英語の表現がいけなかったのか?
もしくはちゃんと安心させられる
ような言葉をかけられたら
良かったのかなぁ…
オージー学生ならこんなこと
言われなかったのかなぁ…
なんて悩んで仕事が終わりました。


午後はすぐにアセッサーと
来週のアセスメントについてや
すべきことを話し合い、
4時近くになってやっと解散汗


いやー今日はやられたなぁ笑い泣き


やるべきことで頭がいっぱいな上に
患者さんとのコミュニケーションで
嫌な思いをさせられるとは…


私こういうの引きずるタイプなので、
もっと患者さんに説明できるような
語学力をつけたいと思います。


悔しいもんえー?DASH!


先週の若いオージーRNの時と
同じ結論になっちゃった(笑)