子供の頃は幸せの基準があまりなかった。
母子家庭で母が平日働いていて
「鍵っ子」だった。
夏休みに弟や妹の面倒見るのも
窮屈に感じた記憶はないし
家事を任された記憶もない。
できる時にしたいと思えば
皿洗いをする、程度だったと思う。
不自由もなくてむしろ自由で
帰った時に母がいなくて寂しいと感じた記憶もない。
このスタイルが当たり前でなにも感じなかった。
むしろ母は幸せなのか?
働いて帰って休む間もなく家事をして
風邪をひいたり体調が悪いときは
我慢してるんじゃないか?
そんなこと気にしてた。と思う。
環境は変わる。
私は大人に近づく。
弟や妹も自立する年頃に近づく。
父に対する考え方、母に対する思い、
家族の在り方の理想も兄弟で違ったと思う。
私は衣食住不自由なく大人になった。
それだけで十分幸せ者だと思ってる。
家族がいつもバラバラ
そこが時々ひっかかっていた。
これが原因で嫌な思いをしたこともないのだけれど、
何か満たされてないような気持ちになる感じを経験していた。
本当は子供の自分が気づいてないだけで
寂しいという感情が心にずっといたのかもしれない。