こんばんは。
朝晩、なんとなーく涼しくなった気がしています。
それでも日中は少し動いただけで汗が噴き出るほどですが
さて。
だいぶ前の話になってしまいますが、8/3(土)に「ゴースト&レディ」を観劇したので、その感想やその他もろもろについて書こうかと思います
8/2(金)に帝国劇場で「ムーラン・ルージュ!」を観劇して。
それにあわせて、「ゴースト&レディ」のチケットも確保していました
劇場入口です。
キャスト表です。
帝国劇場ではキャスト表を撮るのにもずらーっと並んでいたのでそんなものかと思っていましたが、あっさりと撮れて拍子抜けしてしまいました。。。
自席から。
2階席だったこともあって舞台からはさすがに遠かったのですが、段差がついていて、前の席の方を意識せずに集中できました。
この「ゴースト&レディ」、あらすじをざっくり説明すると…
「主人公フローは看護の道に進みたいと思いながらも、家族の反対にあっている。それに抗えないフローは生きる意味を失い、シアター・ゴーストのグレイに「お願い、私を殺して」と懇願する。断ったけれど、興味の湧いたグレイは、フローとともにクリミアへ行く。フローが「絶望」したら殺す予定で―」というもの。
劇団四季「ゴースト&レディ」、上演が発表されてからずっと観たいと思っていました。
ただ…
実はちょうど1年前、とある演目を観に初めてこの劇場に来まして。
初めての劇団四季。
わくわくしていました。
しかし。
第1幕の途中で「このまま自分の気持ちを偽ってカーテンコールで拍手することはできない」と思ってしまって、幕間に劇場を後にしました。
今思えば、演目が合わなかったのでしょうね。
それでも、「何がダメだったんだろう…」と考えてしまって。
そのままずるずると1年が経過しました
死神(黄泉の帝王トート閣下「エリザベート」より)とか、悪魔(アムドゥスキアス「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニストパガニーニ~」より)が好きなので、ゴーストの登場するこの演目もおそらく好きだと思ってはいましたが。。。
もし、この演目も合わなかったら…と思うと、躊躇してしまって、1回はリセールに出してしまいました
8/3(土)の回は、「気が向いたら観よう」ぐらいのゆるーい感覚だったのがよかったのかもしれません。
帰りの飛行機までだいぶ時間も余裕もあったので観ることにしました。
客席の明かりが落とされると同時にガッシャーンとブレーカーの落ちるような音が鳴り響き…。
舞台上のランプ(?)から青い炎がほわほわと出てきたのですが、照明とかではなくて、どう見ても質量のある物体が舞台のはるか上に浮いている状態。
「すごーいどうなってるの!?」と思って目で追っているあいだに、その青い炎は下手へ移動。
パチンと消えたかと思うと、ゴーストのグレイが登場。
そこから一気に引き込まれました。
登場人物で一番好きだなと思ったのはグレイの敵役であるデオン・ド・ボーモン。
登場シーン、1.5mほど地面から浮いていて
オペラグラスで観ていたのですが、ピアノ線とかで吊られている感じもないし、ごく自然に浮いていて、
「…あれ?私が知らないだけで、本気を出せば人って浮けるのかな??」と錯覚しそうになりました
わくわくしながら無事最後まで観劇出来ました
もし小さい頃に観ていたら、どっぷりハマっただろうな…と思うと、この歳でよかった…とプラス思考なのかマイナス思考なのか分からないことを思いました
というわけで。
劇団四季自体が苦手なのではないとハッキリ分かった今、観たい演目がいっぱいあって。
まずは、『ジーザス・クライスト=スーパースター』。
次に、来年の2025年に福岡公演が決定している『オペラ座の怪人』。
今回観た『ゴースト&レディ』も来年は名古屋公演が決定しているようなのでまた観たい!
そしていつか、推しである井上芳雄さんがミュージカル俳優を志すきっかけとなった『キャッツ』を福岡で観るのが夢です
この1年、地味に悩んでいたことが解決できて本当によかった