こんばんは。
日曜日。
スッキリしないお天気でした。
どうやら、次の週末は寒波が来るらしいですね。。。
それに備えて、厚手のニットを手洗いして乾燥させていますが…どうなることやらです。
さて。
食材を色々と買い込むわりには、あまり生かせていない気もしていますが、今日はアヒージョを作りました
カマンベールチーズを丸ごと入れたゼイタクバージョン。
この背徳感がたまりません
…ただ、オリーブオイルもチーズもソーセージも何もかもがお高くなりましたね。
コロナが一段落したら、物価高ですか
欲しいけれど高くて買えないものも結構あります
おととい、『「モーツァルト!」2014年キャスト Blu-ray 井上芳雄ver.』を観終えたので、その感想を書きたいと思います
よろしければお付き合いください。
前回、第一幕を観終えたときに感じたのは、圧倒的な「閉塞感」でした。
それは今、全部を観たあとも殆ど変わりません。
そして、ヴォルフガング・モーツァルトは、結局ずっと孤独だったんだろうな…というのも変わりませんでした。
せめて、コンスタンツェがよき理解者になってあげていれば…とも思いましたが、彼女には彼女の孤独があったのですよね。
ヴォルフガングの才能があまりにも凄すぎるが故の「理解してあげられない」という孤独。
「理解してもらえない」という孤独と、「理解してあげられない」という孤独…どっちがよりつらいんでしょうね…。
私がこのミュージカル「モーツァルト!」の中で一番好きなのは、このコンスタンツェです。
『「モーツァルト!」2014年キャスト Blu-ray 井上芳雄ver.』では、ソニンさんが演じていらっしゃいました。
ちなみに、2018年に観劇した時には、生田絵梨花さんでした。
そのときに書いたノートが残ってました。
(誰にも見られない前提で書いていて恥ずかしいので、内容はぼかしますね)
書いていることは、ブログにも書いていることとほぼ同じなんですけどね。
生田絵梨花さんは、レ・ミゼラブルのコゼット役でも観劇していて、これまた勝手に親近感をもっています(笑)。
私的には、感情表現激しめのコンスタンツェよりかは、コゼットのほうが合うな…と勝手に思っています。。。
ちなみに、観劇初心者も初心者で、「オペラグラスを使う」という知識と経験と技術(?)がまったくなかったので、登場人物を把握できず(致命的ですね…)、ずっと、コンスタンツェとナンネール(ヴォルフガングの姉)の区別がついていませんでした。。。
この物語についての感想を改めて書くと…
・ヴォルフガング・モーツァルトがチャラすぎる
・「お金」がネックになりがち
・親離れ、子離れできてない
でしょうか
いや、決して嫌いじゃないです。
むしろ、繰り返して観ていくうちに味が出てくるパターンかもとも思っています。
「俺、スゴイ!」って言っちゃってる「僕こそミュージック」とか。
コロレド大司教のお屋敷の召使い約20名ほどが丁寧にしつらえたテーブルをヴォルフガングが土足で乗って(!)歩くところとか。
すでに数回繰り返して観てます
ただ…やっぱり、父親の影響は大きかったのでしょうね。
この父親役を市村正親さんが演じていらっしゃって。
あまりのビックネームに「おおお」となりました。
それと、コロレド大司教役を山口祐一郎さんが演じていらっしゃって。
たしか、『エリザベート』の東宝版初演のトート役をされていたんですよね?
叶うことなら、山口祐一郎さんのトートも観たかった。
コロレド大司教がなんだか憎めないというか、キュートな感じすらするのは…この方のおかげでしょうか。
感想が散漫になりがちですね。。。
あくまで個人的な感想ですが、「エリザベート」のような中毒性があまりないといいますか、勢いがあまりないのは…「小さくまとまっちゃってる感」があるからかな、と。
ヴォルフガングはチャラくて自信過剰な(でも、それだけの才能はある)のですが、それに対して父親や家族という呪縛から逃れられない。
そのアンバランスさが気になりました。
そして、「お金」。
なにをするにしても、この「金銭問題」がついてきます。
もう、「ヴォルフガングを自由にしてあげて」って何度か思いました。
…もっと書きたいことがあったはずなのですが、思いつくのはこれぐらいでした。
このミュージカル「モーツァルト!」は恋愛ものではないのです。
いわゆる「家族もの」なのかもしれませんが、そこにあまり温かみを感じられなかったのは…気のせいでしょうか。
この主人公、ヴォルフガング・モーツァルトを井上芳雄さんがいきいきと演じてくださって。
それを観れただけでもよかったです
今日も沼に沈み中。。。
この沼生活(笑)も、もう少しで300日となります。
いや~、正直ここまで続くとは思ってませんでした。
でも、めっちゃ楽しい(笑)。
…ということで、これにて一応、「モーツァルト!」の感想はおしまいです。
そして、いよいよ「ベートーヴェン」が始まりますね。
チケットは確保できているのですが、ちゃんと観劇できるかどうかはお仕事次第。
でも、観れると信じて、明日からまた1週間、頑張ります