こんばんは。

 

どうやら、しばらくは秋晴れでお天気がいいみたいです照れ

今日は、久々に朝日を浴びながら出勤しましたグッド!

(今までは、星空を見ながらの出勤でした。。。)

ようやく、色んなことに余裕がもてるようになりました。

 

さて。

2週間前に行った観劇旅行の感想、今回がラストとなります。

なかなか書けなかったのは、忙しかったということもあるのですが、やっぱり書き終えてしまうと寂しい…ということもありまして。。。

 

もちろん、これからも観劇するつもりですが、やっぱり物語(舞台は特に)と過ごせる時間は一瞬ですからね。

 

というわけで、10/8(日)にサンケイホールブリーゼで観た「スリル・ミー」(12時開演)の感想を書きたいと思いますグッド!

 

 

・「私」役:木村達成さん

・「彼」役:前田公輝さん

 

の二人芝居でした。

それと、ピアノが1台。

ちなみにピアノ演奏は落合崇史さんという方でした。

 

休憩なしの100分。

いつもはビールを飲んで緊張を和らげていくのですが(観ているだけで緊張するのですあせる)、今回はそれも控えました。

なにせ、途中でトイレに行けないので。

 

今年は、豪華なミュージカルを観る機会が多くて、その豪華さにわくわくしているのですが、一方で、この「スリル・ミー」のような、極限まで色々なものをそぎ落としたかのような演目も気になっていまして。

…その点で、観ることができてとてもよかったと思っています。

 

この「スリル・ミー」、1924年にアメリカで実際に起きた誘拐殺人事件をもとに描かれています。

「私」と「彼」が起こした犯罪史上に残る残忍な事件。

その動機は「スリルを味わいたかったから」。

 

しかし、のちの「私」によって、徐々に真実が語られ始めます。

 

もちろん、二人芝居なので、登場人物は「私」と「彼」のふたり。

なので、「犯罪史上に残る残忍な事件」についても、ふたりの口から語られるのみ。

なのに、何故か胃がキリキリしましたチーン

 

言葉を選ばずに言うなら、私はずっと「彼」をサイコ野郎だと思っていましたし、今でも思っています真顔

「私」に対して、大きな音は立てるし、物は投げるし…。

でもそんな「彼」のことがおそらく大好きであろう「私」。

なんて不憫なんだろうと思っていました。

 

でも、まともに見える人間が実は結局、一番危ないのかもしれないと思いました。

 

…この演目を観終わって最初に思ったのは、「愛と狂気は紙一重なのかもしれない。」でした。

 

重大なネタバレになってしまいますし、もしかしたら数年後に再演があるかもしれないので、そこは伏せますが、ホントにあんなどんでん返しがあるとは…!

 

観劇のあいだ、ずっとずっしりと重いものを感じていたのですが、カーテンコールで、「彼」役の前田公輝さんが、にこっと笑って客席に小さく手を振ったのを見て、やっとホッとしました。

このおふたり、実物のほうがずっとハンサムというか「キレイな兄ちゃん」(※もちろん、褒めてます)でした。

…それも、もしやこの演目の計算なのかしら?と思わなくもなかったですあせる

 

私が観た組み合わせのふたり以外にも、もう2組いらっしゃるみたいで。

そして、セリフはみんな一緒なのに、まったく印象の違う物語になったみたいなのですが…。

やっぱり、観ていて胃がキリキリしそうだったので、1公演のみでやめておきました。

もし、数年後に再演があるのなら、少しずつ少しずつ観たいです(笑)。

 

ところで。

私、観劇する際には、いつもプログラムを買っているのです。

今回は、長蛇の列で。

ビックリするぐらい並んでいましたが、あきらめずに並びましたニヤリ

そして、気付いたこと。

 

2014年の11月公演の3ペアのうち、

「私」役:田代万里生さん

「彼」役:伊礼彼方さん

のペアがあったのですねびっくり

 

そのCDも物販にあって知りました。

そして、今検索したら、田代万里生さんは2021年にも出演されていたとのこと。

 

「観たかったな。。。」と思って…

「いや、むしろまだ観れるんじゃない??」と思ってしまいました。

 

以下、私の妄想(笑)が始まりますので、ゆるりと流していただければ幸いです真顔

 

個人的に、「私」と「彼」派で言えば、断然「彼」派なのです。

反省もしなければ改心もしない「サイコ野郎」ですけどね。

…何故でしょうか。。。

人間、自分自身のことでさえ不可解なことって、ありますよねあせる

 

もし、叶うのであるならば、

「推し」である井上芳雄さんに、「彼」を演じていただきたいメラメラ

もちろん(?)、「私」は田代万里生さんで。

もちろん(?)、ピアノはラジオ by MYSELFでおなじみのピアニストの大貫祐一郎さんで。

 

「いいんじゃない?っていうか、完璧じゃない?」と悦に入って、すぐに「いやいや、それはさすがにダメだわ」と思いました。

 

なんていうかこう、物語と理想と現実とが交錯しすぎて、なんだか異世界の扉といいますか、開けちゃいけない扉が開いてしまいそうな気がするんですよ滝汗

 

昨日、『日比谷ブロードウェイ with 芳雄のミュー』を見まして。

私、「アナスタシア」のグレブ役で初めて田代万里生さんを生で観劇できたのですが、実際の人柄まではあまり知らなくて。

でも、井上芳雄さんのこと、おそらく大好きなんだろうなというのはひしひしと伝わってきまして(笑)。

それは、とても心が温かくなりますし、見ていてとってもほっこりするのですが。。。

 

これを、「スリル・ミー」という演目に当てはめた場合、それはそれは危ない化学反応が起きそうで。

 

…そっと、心の奥底でひっそり、「観てみたいな」という願望だけ持っておこうと思いました。

 

 

内容が内容なので、DVDやBlu-rayといった映像としては販売されないと思いますが、このような演目も上演されるミュージカル界、これからがますます楽しみだと思いましたキラキラ

 

というわけで、今回もうっかり長ーくなってしまいました。

 

それでは、明日に備えて寝ようと思います。

おやすみなさいぐぅぐぅ

 

 

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