市さん。無自覚に各地でファンを発生させる。 風の市兵衛#3 | GOOD JOB!

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ドラマ、舞台、映画、植物、猫科が好きです。

今回も盛大に風が吹いていました。

そして、市さん、出会った人全部をファンにしてしまってました。

市さんは女の人、子供、ご老人、要救助者にとっても優しい。紳士です。あんなに真っすぐに守ってもらえたらそれは嬉しいですよね。
 

そんな中、猫好き、片岡様大事と共通点がありながら、返さんには邪険だった(笑)

反物をちょっとふくよかなお腹にグイグイ押し付ける様は、おかしかった。

みんなに紳士な市さんなので、余計におかしかった

 

向井さんが、好き過ぎて親愛の情で片岡はいりさんにいたずらを仕掛けるのに似てる気がしました。そう、返さんのこと、信頼してるんでしょうね。

 

それに異母兄弟で、年も離れて生まれてしまった次男としての自分、お兄さんを苦しめていないかと、存在意義を問いながら生きてる市さんを思うと、きっと本来持っていただろう無邪気な心が見えたようでほっとします。

子供の頃、色々考えなくてすんでいたころ、優しいお兄さんが大好きで、無邪気にじゃれて行ったり、お兄さんにも大切にされたんだろうなって思います。いたずらもしたかもしれないですね。

 

いい人ですもんね。返さん。

お兄さんが恋人佐波さんとかわす視線を優しく見守ったり、グイグイされても怒らないし、剣を使えば強いし、ほんとくまさんみたいです。返さんが出てくるとほっこりします。

 

そして、今回も殺陣が綺麗だった。

市兵衛さんのピタッとピタって決める感じの太刀裁きもかっこいいし、重心が低くおりゃうりゃって感じの返さんの太刀裁きも立派だと思いました。さすがセイガク、足腰の鍛錬が違います(←モモちゃん先輩)

 

今回もあっという間の40分でした。

加治さんも筒井さんも義丹さんも皆さん演技が上手で、安心して世界にはまれます。

福君も本当に演技が上手で、表情に共感できます。賢い。見る度に年齢に応じた変化が見えて、しかも心に迫る演技。もはや親戚のヒトみたいに見守ってます。

 

次回から呉服屋さん。楽しみすぎる(風呂敷がボディバックみたいにおしゃれに見えます。)

また初出勤では砂塵が吹きまくるんだろうか。

 

今回は、サヨナラする場面でも猛烈に砂塵が起こって、すごーーーーーーーく古い映画の「○○~カムバーっク」(詳細はしらないけれど)とか「七人の侍」(これは見ました。カッコいい映画です)的なものを感じました。

黒沢監督と言えば、「隠し砦の三悪人」。

姫が凛々しくて、主人公も脇役も敵もみんながカッコ良くハラハラドキドキ。クロサワって名前はなぜみんなに尊敬されるのかって思っていたけれど、見たらわかりました。すごく面白かった。そんな古い映画のシーンを思い出しました。