社会人サバイバル編第三話。


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今回の現場は、

故人様が父とあまり年が変わらない方で

何だか準備をする段階から緊張しておりました。



出社し、朝礼を終えた後は

祭壇等の荷物をトラックに詰める作業をしました。

そして、1連の作業を終え休憩時間。


上司の方からの初めてのおつかいで

自転車で近くの100円ショップまで行きました(笑)

まさか、東京へ来てママチャリを乗るとは...


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無事に初めてのおつかいを済ませ、しばし休憩。


責任者の先輩と補佐をする先輩が先に

ご遺体が安置されているご自宅へ向かい、

蔡場の方へ向かわれました。


自分達、

祭壇等の組立班は少し後から蔡場へ向かいます。

その前に故人様の想い出のお写真を額に入れるのですが

不意に胸が苦しくなる想いが込み上げてきました。


でも、だからこそ選んだお仕事であり、

もっと辛い心中におられる、ご親族や知人の方々の

サポートを務める誇り高いお仕事をしているんだと

今一度、心に刻んで現場へ向かいました。


初めての昨日と一昨日の家族葬の現場とは違い

規模の大きな本葬の現場となり、

より一層、緊張感が増しました。


そして、時間になり現場へ向かうことに。

目黒区にある大きな蔡場でどんな感じになるかは

見当がつかない状態でしたが、

到着し早速、祭壇等の準備。


今回の現場も立派な祭壇だったので

大変ではありましたが無事に組み立てられたので

良かったかなと。


一通り作業が終わったら少し休憩。

そして、ご遺族の方々が到着しお迎いをして

後は知人等のお客様を待つのみ。


入場時間になり、

気が付けば300人規模になり驚きました。

勿論、受付や列のご案内をしました。

イベントスタッフの気持ちが少しだけ分かった気がします



お客様の入場が落ち着いた頃、

次の仕事は足りなくなりそうな返礼品を補充する仕事

式中は、ずっと作ってました(^_^;


全てのお客様のお焼香が済んでから

落ち着いて式を見守っていました。


家族葬が主流となりつつある時代に

大勢でお見送りをするのも心打たれるモノがありました。


21時前に、この日の仕事が終わり

担当者の方に車で会社の経由して

最寄り駅付近まで送って頂きました。


意味のある時間を過ごせました。