好評のドクターインタビューシリーズ、今回は2018年に入職された山田愛先生をご紹介したいと思います。

 

当院には「山田先生」が3名在籍されているため、スタッフのみんなからは「愛先生」と親しみを込めて呼ばれています。

 

 

 ―そんな愛先生は、以前アメリカの大学で勉強されたとお聞きしました。

 

大学院在学中、ご縁がありアメリカはカリフォルニアで2年半ほど研究生活を送りました。

基礎研究のラボで、卵胞発育についての研究を主に行っていました。

 

研究では辛いこと苦しいことも多く、ラボでは長い暗いトンネルの中で一筋の光を求める気持ちでもがいていた時間も多かったものの、外に目を向けると一変、気候はすこぶるよく、年中すっきりカラッとした青い空が広がり、開き直りが得意な私は単純に、日々その環境に癒されました。

 

 

 

 ―では、その時の研究が英ウィメンズクリニックでのIVM(下記のリンクもご参照ください)などに活かされているわけですね。

 大変な研究をされていた中、カリフォルニアでは、息抜きやプレイベートな時間はどのように過ごされていたのですか。

 

もともと自転車が好きで、神戸や淡路島にツーリングに出かけたりしていたので、向こうでもマウンテンバイクを購入し、ラボへの行き帰りや日常生活で活用していました。

時折、道に飛び出してくるリスに驚きながら広々とした自転車ロードを走っていると本当に爽快で、日々の疲れも吹っ飛びました。

向こうの人たちは、朝型生活の人がとても多く、早朝からジムやジョギングでひと汗かき、早めに出勤し早く帰り帰宅後の時間を楽しむ、というスタイルの人が多い印象でした。

私のルームメイトもまさにアメリカの太陽のような逞しい女性で、彼女の影響で様々なストレス解消法を学んだ気がします。

 

研究生活の傍ら、できることは限られてはいましたが、早朝ヨガや、休日のワイナリーへのピクニック等々、今となってはかけがえのない思い出です。

 

 

 

 ―日本に戻られてからは、どのような患者さんを診られていたのですか。

 

帰国後は、周産期センターに勤務し妊娠後の人たちの臨床に携わりましたが、今後、留学時代の経験を患者さんに少しでも還元できる分野として、不妊治療の臨床をライフワークにしようと決意しました。

 

 

 

 ―なるほど、産科の経験も積んでこられたのですね。そのことも英ウィメンズクリニックでの診療に活かしていただけているのではと思います。

 それでは最後に英ウィメンズクリニックの患者様へひとことお願いいたします。

 

ここ英ウィメンズクリニックは、新しいことで患者さんのためになることはどんどん取り入れ不妊治療の最先端を走るクリニックです。

うまくストレスを解消しつつ、共に頑張りましょう‼

 

 

 

以前の記事もご参照ください

IVM (in vitro maturation;未成熟卵体外成熟) その1

IVM (未成熟卵体外成熟)その2 (卵子発育に関わる因子について)

 

 

文責:不妊コーディネーター部門 山本 健児  理事長 塩谷 雅英

 

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