当院の統合医療部門で行っている治療について、シリーズでご紹介していきたいと思います。
今回はその一つである、レーザー治療についてご紹介します。
↓こちらの機械を使って、レーザーを照射します。
レーザーときいてパッと思い浮かべるのは、しみ取りレーザーかもしれません。
私達も最初は「シミもとれるの?」と期待しました。
レーザーは光の一種です。
波長やパルス幅により性質が異なり、用途は様々です。当院で使用する低反応レベルレーザーを使用すると、生体の活性化が起こります。
これにより血流・新陳代謝の活性を促し、卵子の質の向上・子宮内膜の増加効果があると言われています。
当院の検討においても、着床率の向上が確認できました。
また、痛みや皮膚の損傷などの副作用がないのが利点です。
そのため、スポーツ界では痛みの緩和、傷の治癒の促進などに用いられることもあるそうです。
ちなみに、しみ取りレーザーはもう少し波長が短くメラニン色素に反応する性質のレーザーですので、これをシミにあててもとれません。。。
次回に続きます。
(文責:[統合医療] 井川雪水、[理事長] 塩谷雅英)