鍼治療は慢性疾患の治療と思っている方は少なくないと
思います。実際、電気治療などでなかなか治らず
来院されるケースが多い。
その分、早期に来てくれたらもっと効果が良いのに
なんて思うこともよくあります。
実は急性期にも積極的な鍼治療は効果があります。
例えば、スポーツの時やヒールで歩いていてグリッとひねって
しまう足首の捻挫。結構痛みが長引きます。
一般は冷やして固定して休む
・・・・・休む？
鍼灸は休みません。
誤解のないように言っておくと、同時にということです。
鍼治療で遠くや周囲に刺激することによって腫れを早く吸収させ
リハビリ時期を早めます。
また、急性期を過ぎてからの鍼治療では血行促進などもあり
栄養をたくさん運んでくれて回復を早めるわけです。
固定はしてしまうと楽ですが、長くなると回復の妨げになり
その分リハビリ、復帰も遅れていきます。
これはスポーツに限ったことではありませんよ。
我慢のヒールを続けて捻挫から腰痛になってしまう
ＯＬさん
とかも多いんです。そしてまた通院が延びる
怪我～復帰期間をトータルに見た時、鍼治療は良い武器で
あると思ってもらえる人が増えると嬉しいですね