結婚直後から、度々「離婚だ!」と夫から三行半を突きつけられていた私。

私も経済的に自立していた時期もあり、離婚のチャンスはいくらでもあった。
でも、私には「結婚したら、どんなことがあっても堪えるべきだ」という囚われがあったので、8年ほどはただひたすら謝り続けた。
ある先輩が、「きついでしょ。一生謝り続けて生きていくつもりなの!?」
って有難く叱ってくれたこともあった。

結局、10年考え抜き、散々悩んだ挙げ句、
10年目の記念日に、お互いにいい節目かと、
私は結論が出た。

10年目の記念日に、夫に離婚の意向を伝えた。

つづく。