テレビで「翼よあれが巴里の灯だ」を観ました。1936年
頃のかな、面白かった!確か原題はセントルイスの心
意気とか(スピリット)言うのを、日本で公開するのに
あの題名をつけたのでしょうが、上手ですね、観てみたい
と思いますよ。 いろいろ工夫するのでしょうね、観客の
入も左右するでしょう、昔ですが、ウオータールーブリッジ
を「哀愁」にしたり、ペペルモコを「望郷」にしたり、あまり
やり過ぎると、慕情、旅情、旅愁、悲愁のようにどれだか
解らなくなるようなのも、最近は原題のままカタカナにする
のが多くなると、年寄りには解らなくなったりするのです。
それこそ大昔の、黒岩涙香訳、モンテクリスト伯「巌窟王」
ジャンバルジャン「ああ無情」などは解かりやすい!
マダムワレウスカ「征服」でグレタガルボを初めて見て、
ボワイエも覚えたのでした。また昔のつまらない話に
なったので、今回は終わります。