目的②『芋粥』の旅 | Music&Poem 急がず休まず byゲーテ

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♪連れて行った曲②♪

バッハ作曲 『平均律クラビーア』


ピアノの聖書

24の長短からなる前奏曲とフーガ。


時間が取れるときにゆっくり視聴しようと

連れていきましたが・・・。

しっかり聴こうと思ってもどうも寝てしまう。。

(なんて言ったら音楽家&音楽愛好家

の皆さんに怒られるかな。)

すみません。

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先月の旅記録のつづき。


『芋粥』雑感。


山芋をアマズラ(薬草)で煮込んだ無上の珍味。

「今昔物語集」17話

芥川龍之介の短編小説『芋粥』

の素材にもなっているお話ですね。

音楽日誌 ♪ 急がず休まず byゲーテ ♪

いわゆる’さえない男’五位の話。

風体のあがらない何の取り得もない男。



とくに楽しみもなく。

なんとなく日々を生きているような男。


そんな彼の楽しみで幸福といえば

仕えている基経のお屋敷で

正月の宴会で出される


『芋粥』を食すことくらい


いつしかこの『芋粥』を飽きるくらいに食したい!!

というのが彼の唯一の夢となります。



この

『芋粥』に異様なまでに執着する五位に

利仁は、敦賀へと招待する訳です。


京都では贅沢な食べ物でも越前では

山ほど取れる食材だったようです。


京都~山科~三井~敦賀旅をして


音楽日誌 ♪ 急がず休まず byゲーテ ♪

↑三井寺から琵琶湖を眺め。爽快でした。


ようやく

念願の芋粥を食すことになるのですが・・・。


目の前にある待望の芋粥の山を見て

すでに

『あきてしまった』

自分に気づくのです。


さらに

五位の哀れな悲しみは

自分が長年大切に持っていた夢が

叶ってしまったことにあります。



『人間は、時として、

充されるか充されないか、

わからない欲望の為に、

一生を捧げてしまふ。


その愚を哂ふ者は、畢竟、

人生に対する路傍の人にすぎない。』



とは、有名な一説です。


芋粥は、淡々としていて

派手な小説でも泣ける小説でもありませんが

人生の教訓をたくさん秘めています。


生涯目標を安易な物に設定するとそれがかなった場合、

燃え尽きてしまう可能性が高くそれが

他人の手によって叶ってしまうと尚更のこと。


どんな、小さな夢でも

叶うまでが何より幸福な時間なのかも

しれませんね。


私にも夢があります。

秘密ですが・・


叶うといいな。。。


音楽日誌 ♪ 急がず休まず byゲーテ ♪

↑敦賀の名勝 『気比の松原』

(おまけ)

今回、五位の男が芋粥を

食すために敦賀まで旅をした

ルートをたどった訳ですが

敦賀では『芋粥』が名物なのではないのかな・・・。

小説だけの食べ物なのかな??

特にそういったものが置いてなく・・・。


変わりに、

おいしい日本海のサバを食してきました。

これも旅の醍醐味!