恩を売る | 2020年から未来へ

2020年から未来へ

離婚歴あり既婚。
子供4人孫2人。
悲しかったり嬉しかったりの日常を書いています。

もう20年以上前のことですが。



当時、公営住宅(6階建て50数世帯)に住んでおり

そこに友達がいっぱいいました。


あ、こちらが勝手に“友達”と思っていただけで

相手からすると知り合い程度だったかもしれません。

が、それは置いておいて


特に親しくしていた友達が3人いました。


ちなみにわたしもですが

その3人はとっくに引っ越されています。



その公営住宅は3LDKできれいで環境が良く

常に人気なのですが

長く住んでいる人はほぼいないと思います。


収入が増えると家賃が激高するだけでなく

退去勧告されるんです。


それが公営住宅キラキラ

今思えば楽しかった公営住宅キラキラ




前置きが長くなりましたが20年以上前

その公営住宅で特に親しくしていた友達に

ある日の夕方

「お酢ある?」

と聞かれました。


その頃(今もですがお酢なんて滅多に使わなかったけど

あるにはあったので

その友達に取りに来てもらいました。

徒歩数十秒ラブラブ


そして彼女が

「これ大丈夫?」

と聞いてきましたが

わたしは

「酢は腐らないから大丈夫」←

と言い

持って帰ってもらったんで酢


でも後から聞いた話によると

賞味期限が4年前に切れていたそうで真顔


気持ち悪いから捨てたと。



当時は何も思わなかったけど


今思えば


そんなものを人にあげるなんてアセアセ

わたし最低ですよね。。


賞味期限切れの食品を人にあげるなんて最低です。


相手の気持ちをまったく考えてなかったタラー


ホント申し訳なかったで酢

押忍




なぜ今になってそれを思い出したのかというと


昨日のことですが


夫がパンコッペパンをもらって帰ってきたんです。



また長くなるけど言い訳を書きますね。

ホント長くなるいい加減にしてほしい


やっぱり端折ります。


言い訳はやめます。



昨日夫から帰るコールがあった時

わたしは家にいなかったし

夫の食事の準備もしていなかったので

食事を済ませて帰るよう伝えました。


すると夫は友人の居酒屋で食事したそうです。



その小さな居酒屋は元々夫が経営しており

その友人に(店を)買い取ってもらったのですが

料理人はその友人の弟さんで

その料理人の奥様は夫の会社の元スタッフなので

全員身内みたいなものです。

(これもこちらが思っているだけで相手は身内なんて思っていない)


で、帰りぎわ

その料理人に

「お土産です」

と言われ渡されたそうです。



ぜんぜん嬉しくないんですけど。


贅沢ではなく。


いつもならめっちゃ喜びます!


ただ

賞味期限を見ると



2025年1月15日


おかしいと思いますよね

今2024年

長すぎるアセアセ


するとやはり



要冷凍と書かれているではありませんか!


つまり冷凍のパンを解凍したけれど


食べないからあげた


ということですよね。


在庫処分ということですよね。



20年以上前のわたしと同じじゃないですか


賞味期限2025年まだまだ先

酢は腐らない


はぁ?


もらった方の気持ちを一切考えない


食品を捨てるという行為がどれだけ心苦しいか


すごく嫌な気持ちになりました。



でもそのおかげで

昔の最低な(今は最高)自分を思い出すことができたので

ありがとう

小さく言う




ちなみに昔のお酢事件の友達は

今でも親友ですハート


あ、これもこちらが思っているだけかも

腐った食品を渡されたわけですから

腐った食品を渡されたわけで酢から



時を経て自分の愚かさに気づかされました。


気づけてよかった



要冷凍パンの解凍済みを

老眼でしかもそういうことに無知で気づかない夫に

お土産として恩を売ってくれた〇〇くん

ありがとう!



“恩を売った”は違いますね。


彼はただただ何かをあげたくて

たまたま解凍した未開封のパンがあった

だからあげた


という「好意」のみでしょう。





ありがとうハート