$ひばなのシネマの天地

原題 : Moulin Rouge
製作年 : 1952年
製作国 : イギリス
配給 : BCFC=NCC

監督:ジョン・ヒューストン
アソシエイト・プロデューサー:ジャック・クレイトン
原作:ピエル・ラ・ミュル
出演:ホセ・フェラー
コレット・マルシャン
ジャ・ジャ・ガボール
シュザンヌ・フロン


ピエル・ラ・ミュル作のロートレックの伝記小説『ムーラン・ルージュ』(Moulin Rouge)に取材して「アフリカの女王」のジョン・ヒューストンが脚色監督した色彩映画(一九五二年)で、脚色には「殺人者」のアンソニー・ヴェイラーが協力している。

“ライフ"誌のカメラマン、エリオット・エリソファンの色彩監督によって「かくて我が恋は終りぬ」のオズワルド・モリスが撮影を担当し、「七つの大罪」のジョルジュ・オーリックが作曲した。

また、美術のポール・シェリフ(「黒ばら」)と装置衣裳のマルセル・ヴェルテス(「リディアと四人の恋人」)はこの作品で五二年度のアカデミー賞をえた。

出演者は父伯爵とアンリの二人を演ずるホセ・フェラー(「シラノ・ドウ・ベルジュラック」)をめぐってフランスの新進バレリーナであるコレット・マルシャン、

「三つの恋の物語」のジャ・ジャ・ガボール、シュザンヌ・フロン、「魅せられた女」のクロード・ノリエ、キャサリン・カス、ジョルジュ・ランヌ、リー・モンタギューなど。


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十九世紀の末。パリ、モンマルトルの名物カフェ《ムーラン・ルージュ》に、夜毎フレンチ・カンカンを写生する倭人の画家がいた。

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彼の名はアンリ・ドゥ・トゥルウズ・ロートレック(ホセ・フェラー)、名門に生れたが数代の近親結婚の弊で幼時に折った両脚の成長が止まり、成人しても四尺八吋しかなく、そのために恋人と思った女性にも棄て去られた。

或る夜、夜の女マリイ(コレット・マルシャン)を警官から救い、それがきっかけで彼女と同棲したが、彼女は彼から金をせびっては他の男に貢ぎ、ついには彼を侮辱して去っていった。

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彼の描いたムーラン・ルージュの石版ポスタアは大好評で、彼は一躍画壇の寵児となった。

その頃彼はマヌカン、ミリアム(シュザンヌ・フロン)と知合い、その美貌と知性に惹かれたが....


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大好きな画家の一人である ロートレックの生涯と作品を その殆どを過ごしたムーラン・ルージュを舞台に描いた作品です。

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体にコンプレックスを持ち 愛されたいと思う反面 頑なな人生を歩んでしまうアンリ。。。

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なんて孤独な人なんだろう~ 彼の絵画からは 中々想像することが出来なかったんですが。。。

映像のワンシーンのどこをとっても ロートレックの作品のようでよく出来ていると感心しました。

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