はいど~も~
花畑むぎこですぅ
今回も2回目読んでみたのコーナーです。
今回紹介するのは、こちら!
『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』(デラさん/2022年/サンクチュアリ出版)!
今回改めて読んでみて、「消耗しない生活」の大切さを学びました。
あなたにもぜひ、読んでほしい本なので最後までご覧ください。
『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』内容
本書はうつ病の筆者デラさんが、うつ病から回復するのに効果があったことや、考え方を紹介している本です。
デラさんは20代でうつ病に5回再発し、現在も治療中です。
自殺未遂まで考えたデラさんは、「サブキャラの村人として生きよう!」とテキトーに生き始めたところ、次第に回復していったのだとか。
現在は、週2のバイトの他に、ココナラで「うつ病彼氏の恋愛相談」を受けたり、Webに記事を執筆したりしています。
『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』気づき・学び①
本書を読んでみて、まず感じたのが「消耗しない生き方」って大切だなということ。
うつ病は脳に疲労やダメージが蓄積されていくような病気で、わたしも前は頭の中の思考が止まらず、ぐるぐるとネガティブなことを考えつづけていたことがありました。
うつ病の回復のポイントとして、デラさんは「脳のダメージを回復させること」と「脳を疲れさせないこと」と述べています。
特に、疲労する量を減らすことが大切で、本書には消耗しないための考え方や取り組みが数多く掲載されています。
例えば、デラさんは日用品の買い置きはしません。
ルールは「なくなったら買う」で、セールや値段、ポイントに頭の容量を明け渡さないことを徹底しています。
もちろん、自分の投資になるものは値段が高くても、しっかり買っておくこと。
洋服や部屋にも、「生きていくのに関係ないから」とこだわりません。
ちょっとしたことですが、こうしたこだわりを減らす小さなことの積み重ねが脳の疲労を軽減してくれるのです。
他にも仕事についても、1つの収入源にこだわらず、イベントスタッフの仕事やアイドルのマネージャーのような仕事、ココナラの仕事など複数の収入源を持っています。
どれかに依存せず、「これ辞めても別にいいか」と思える状態になることが、消耗しない生き方にもつながっていくのです。
わたしは現在、Webライター一本で収入を得ていますが、Webライターは考えたりすることも多く、かなり疲れます。
そのため、他にできることを仕事にしてみるのもいいかも!と思えるようになりました。
現在はインターネットを通して、様々な仕事ができるので、自分のやりたいことを考えていこうかなと思います。
『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』気づき・学び②
デラさんの「消耗しない生き方」の中に、「思ったことをそのまま口にする」というものがあります。
わたしたちは会話するとき、言っていい言葉と言ってはいけない言葉を吟味し、付け加える「編集」をわたしたちは無意識に頭の中でおこなっています。
デラさんは「編集」の部分をカットし、伝えたいことをそのまま口にしています。
そうすることで、編集や調整にかかる膨大なパワーを減らすことにつながるのです。
しかし、伝えたいことを口にしたら、嫌われるんじゃ…?とわたしは思いました。
だけど、デラさんは「嫌われるのはあたりまえ」という認識を持っています。
全員に嫌われないように振る舞うと、本当に深い仲になれるはずの人も見落としてしまう、とデラさんは話しています。
嫌われること=怖いことと思っていましたが、相手に嫌われても気にせず、自分の心を守る方を先決することが大切なのです。
合う人だけをとことん大切にし、合わない人に対しては自分なりの対処法を見つけること。
職場にいたときに、学びたかったなぁと思います。
わたしは職場にいたときは、自分が無能だと思われたくなくて、嫌われたくなくて、自分を押し殺しながら、苦手とする人にも歩み寄ろうとしていました。
だけど、それが自分を追い込んでいたんだなと今になって思います。
自分の心を何よりも大切に!
自分にも、あなたにも、大切にしてほしいことです!
『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』まとめ
本書を改めて読んで、最近は調子がいいからどんどん頑張っちゃおうかなと思っていましたが、まだ無理しないようにしようと感じました(笑)
うつ病になってしばらく経ちますが、まだ疲れやすいことや落ち込んでしまうこともあり、以前のようにはいきません。
いや、以前の自分を目指すのは無理ですね!(笑)
デラさんも、うつ病になる前の自分に戻ろうとするのではなく、「新しい自分をつくり上げていく」ことが大切としています。
自分らしい、消耗しない生き方を模索していこうと思います。
本書はうつ病の方にも、そうでない方にも、おすすめです。
本書を読めば、きっとあなたも肩の力を抜いて過ごせるはずです。
ぜひ読んでみてくださいね♪