このブログでは、『みるみる幸運体質になる「自分ほめ」』(有川真由美/2021年/秀和システム)を紹介しています。

 

「自分のことを責めてしまう……」

 

「頑張っているからほめられたい……」

 

「『自分ほめ』って何?」

 

そのようなあなたにおすすめの本となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

 

 

  『みるみる幸運体質になる「自分ほめ」』とは

 

本書は「自分ほめ」を通して、自分に自信をつけ、幸運体質になっていく本です。

 

「自分ほめ」とは、文字通り自分で自分をほめること。

 

著者の有川真由美さんは、「自分ほめ」を「自分自身で自分に『いいね!』を出していくこと」と述べています。

 

ありのままの自分を認め、自分の小さな期待に一つひとつ応えることで本当の自信がつくられるのです。

 

著者の有川真由美さんは、作家、写真家として活動。

 

多くの職業経験を活かし、働く女性のアドバイザー的∃として、書籍や雑誌などで執筆しています。

 

他の著書には、『いつも機嫌がいい人の小さな習慣 仕事も人間関係もうまくいく88のヒント 』(2019年/毎日新聞出版)や『なぜか話しかけたくなる人、ならない人』(2024年/PHP研究所)などがあります。

 

こちらの本もぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

  『みるみる幸運体質になる「自分ほめ」』おすすめポイント

 

ここでは、本書のおすすめポイントである、

 

①「自分ほめ」がもたらす効果

 

②78の「自分ほめ」言葉

 

を紹介します。

 

 

 

①「自分ほめ」がもたらす効果

 

有川真由美さんによると、「自分ほめ」には以下の7つの効果があるそうです。

 

  1. "幸運体質”になる(プラスの視点がクセになる)
  2. 他人の評価に振りまわされず、自分が満足できる生き方ができる
  3. 自分を信じられるので、パフォーマンスの質が上がる
  4. イライラ、クヨクヨの感情に振りまわされなくなる
  5. 自分を好きになり、さらに魅力が高まる
  6. 人に対するストレスが減り、人間関係が良好になる
  7. つらい出来事や、後悔を人生の糧にできる
特に印象に残ったのが、2.と7.です。
 
まず、2.他人の評価に振りまわされず、自分が満足できる生き方ができる について。
 
わたしは他人の目や評価がどうしても気になってしまいがちなところがあります。
 
「すごいね」とほめられることが、そのまま自分の自信になり、ほめられなかったら「自分はダメなんだ」と決めつけていました。
 
しかし、自分にいいね!と毎日のように日記をつける習慣をつけていくことで、他人の評価よりも自分が満足できるかどうかに重きを置けるようになってきています。
 
有川真由美さんが言うには、「やりたいことをやって自分を認めていれば、他人の評価は"オマケ"のようなもの。あればうれしいけど、なくてもそれはそれでいい、という気分になります。」とのこと。
 
「自分ほめ」をおこなうことで、他人から認められることよりも、自分で自分を認めることの方がずっと自分を好きになれることに気づきました。
 
そして、7.つらい出来事や、後悔を人生の糧にできる
 
うつ病となった要因の1つである前の職場のことを思い出すと、今でも苦しくなります。
 
それでも本書にある、「過去の経験ではなく、過去の"解釈"が、今の自分を支配しているのです。つらい過去も、自分をほめることで受け入れられるようになります。」という言葉を受け、試しに過去の自分をほめてみました。
 
「あのとき、ひとりで頑張った自分はえらい。」
 
「あそこで思いやりの気持ちや、自分を大切にすることを学べた気がする。えらい!」
 
つらい過去だって、何か今の糧になっています。
 
自分をほめてみることで、少し救われた気がしました。
 
そして、前へ進もうと思えるようになったのです。

 

 

②78の「自分ほめ」言葉

 

本書には、78もの日常で使える「自分ほめ」言葉が紹介されています。

 

その中で、わたしが印象に残ったものをいくつか抜粋します。

 

まずは、こちら。

 

 

    

ちゃんと7時に起きた。

わたしはえらい!

 

 

朝起きるという当たり前のことでも、それを当たり前にやるというのがすばらしいこと

 

わたしも今日は8時半といつもより早く起きたので、えらい!

 

つづいてこちら。

 

 

    

間違いに気づいた私は

またひとつ賢くなった!

 

失敗すると、言い訳や自分を責めることが多いわたし。

 

この言葉を読んで、自分の失敗を受け入れられるようになろうと決意しました。

 

失敗したとしても、失敗から学んだ自分をほめることで、挑戦を恐れなくなり、謙虚で柔軟な姿勢が身につきます

 

 

    

○○をやらなかった私はえらい!

賢明な判断だね

 

やらないことをほめるということもあります。

 

例えば、わたしの場合、

 

「ダラダラスマホを見ずに本を読んだ!私はえらい!」

 

「コンビニで買い食いをしなかった!えらい!」

 

などなど。

 

 

    

これだけできれば、

じゅうぶんじゃない?

 

目標や理想のハードルが高いと、できない自分を責めてしまいがち。

 

だけど、そのハードルを下げると、達成できた満足感が得られます

 

わたしも「今日はこれだけできた!えらい!」と、自分のできたことに目を向けるようにしています。

 

 

このように、本書にはたくさんの「自分ほめ」言葉があります。

 

ぜひ、あなたに合った言葉を見つけてみてくださいね♪

 

 

  『みるみる幸運体質になる「自分ほめ」』まとめ

 

本書は「自分ほめ」によって、自分に自信をつけて、ありのままの自分で生き、幸運体質を身につけていく本です。

 

自分を責めてしまいがちな人、ほめられたい人におすすめの本です。

 

本書を読めば、きっとあなたも「自分ほめ」を実践したくなるはず!

 

ぜひ、読んでみてくださいね。