現地着は、夜。
とかく、初めての地は土地勘がないゆえ
地図で場所を確認しつつ進んで行くしかないが
ひとりじゃないというのは、こういう時に助かる。
今の季節の日没は早い。
4時半前には夕陽が落ちて
あれよあれよという間に、日が暮れて行く。
お宿にチェックインして部屋に通され
そこがあまりにも素敵なところで、ビックリ!
私たちが泊まったのは、ちょうどこんな感じのお部屋です。
窓から見える光景は違いましたけど(笑)
(この写真は「益子舘」のHPからお借りしました)
館内のいたるところに、益子焼の調度品が置かれ
部屋の中にも飾り皿がおいてありました。
シンプル過ぎず
それでいて、十分な品の良さを感じさせる
味わい深い1枚。。。綺麗ですね。
ホテルステイのお楽しみは
お食事と、そしてなによりも、温泉。
(こちらの写真も、HPからお借りしました)
まさに「里山の癒(ゆ)」と謳われているだけあるなぁ、と
のんびりと露店風呂に浸かりながら思う・・・。
加水なしの美肌の湯、とのことだけど
しっとり派ではなく、さっぱり派な私には
かなり合っている温泉みたいで
湯上りの肌は、どこか「きゅっ」とする感触があり
物凄~く気持ちよかったワ。
内湯の大風呂内には
こんなオブジェが・・・♪
(こちらの写真もHPからお借りしました)
流石に土地柄、大胆な主張がありますね。
日常の中においては
手足を伸ばして浴槽に浸かる・・・どころか
私は季節に関係なく、いつもシャワー派なので
温泉の広い浴槽に入っても
最初は隅の方で縮こまっているけれど
徐々に緊張がほどけて来て
いつの間にか、ゆらぁ~っと湯の動きに体を預け
心身共にリラックスしているのよね。
今回も貸し切り状態をいいことに
内風呂を独占してみたり
露天風呂でも、すっかり寛ぎ
目の前を流れる滝の水を、ぼんやり眺めながら
いろいろなことを考えてみたり、したワ。
夕食前に、ひと風呂浴びて
就寝前にも露天の湯に浸かり
翌朝も、6時過ぎに起きて3度目の入浴。
それにしても、温泉の効果って凄いね~。
湯冷めの心配もないほど
体がいつまでも、芯からほかほかしているんだもの。
最上階の部屋から眺める早朝の光景。
やっと6時を回った頃の空には
月がまだ、しっかり姿をとどめていましたよ~。
旧コンデジでは、もうこれが限界~。
里山の集落の上に霧が漂う・・・。
見る間に、少しずつ少しずつ日が昇り
山に生える樹木のてっぺんから、朝の気配を感じるのね。
薄くたなびく霧、いや、靄だろうか。
山林にそっとぶつかりながら色を薄めて消えて行く・・・。
おかげで白んだところにカメラの焦点が合わず
難儀しつつ、撮った一枚がこれ
見上げた空には、飛行機が飛び去った軌跡がひとつ
長~~~く伸びていた。
視線をずらすと、今度は同じ靄でも
こちらは湧き出る温泉の、立ち上る湯けむり。
流石に朝夕は、外気温が低いので
より一層、湯気が白く湧き、目にはっきりと映りますね。
残されている紅葉・黄葉と相俟って
何とも不思議な光景に…。
ん~~~
これ以上、角度をずらすと
どうしても露店風呂の一部に差し掛かってしまい
勿論、中は見えないけれど
やっぱり、ね(笑)
湯にゆったりと浸かりながら
そして、普段とはまるで違う自然あふれる光景を見ながら
祈りたくなった。
そして、露店風呂の中でまったりしていたら
賛美がしたくなり
同行したちろりろさんにその話をしたら
・・・すでに、歌ってた(笑)
やりますか、いつか。
露天風呂でのつるかめライブ!!!(大笑)
それにしても、同じ神様を信じ
同じ信仰を持っている方との旅行はいいものですね。
祈りで1日が始まり、祈りで1日が終わり
食前に祈り、出発前に祈り
私にとっては、なんとも豊かな霊肉共に「癒」の時となりました。
否が応でも、チェックアウトの時間も迫り
何しろ、この日は日曜日。
益子駅からのんびりと、ローカル線の旅を楽しみつつ
礼拝に行くことにしましょかね♪
私たちの教会の礼拝
毎週午後から、なので
安心して下さい!
十分に、間に合いました
・・・また行きたいなぁ。