(佐多岬のガジュマル)



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さて、今回は昨年末の九州・四国旅行記の最終回でございます口笛


こちらの記事では、日御碕神社の御祭神等について、公式な御由緒とは違う、個人的な感覚で受け取っているものを書いておりますクローバー
ファンタジー小説のようなものとしてご覧頂けましたら幸いですニコニコ


旅行の最終日に島根に寄れそう、ということだったので、すかさず「日御碕神社に行きたい!!」と熱烈リクエストをして、実際に伺ってきました。

出雲大社から車で峠道を20分ほど走ったところに、日御碕(ひのみさき)神社はあります。

ちょうど2022年の年末にも出雲を訪れていて、その際に初めてこちらの神社を訪ねました。
そこでビックリするような出逢いがあり、今では大好きな神社の一つですラブ

まずは、駐車場の前にある順式社(おそらく摂社)でご挨拶。


こちらには、2匹の白狐さんと、鬟(みずら)姿の古代服の男性がいらっしゃいます。

このときも、男性と狐さん達が出てきて『(向こうで)お待ちである』と教えてくれました。

道路を進み、日御碕神社の鳥居を潜ると、楼門の下に成獣のライオンほどの大きさのシッポが5本の白狐さんが待ち構えていました。


「お久しぶりです!」と声をかけると、狐さんは首肯するように頭を大きく1度だけ振って、さっと本殿の方へと歩いていきます。


まず日沉宮(ひしずみのみや)に伺うと、20代半ばほどの穏やかに笑う古代服姿の男性が現れました。
両耳の辺りを鬟(みずら)にして、残りの背中までありそうな髪の毛はそのまま垂らしています。
前頭部に葉っぱを編み込んだ冠のようなものをつけていて、個人的には神官(巫覡:ふげき)ではないかと思っていますキョロキョロ

その男性が、柔らかに微笑みながら"神の宮"の方を手で指し示して『お待ちである』と教えてくれました。


そのまま、角度の急な石段を登って神の宮に着くと、今度は40代ほどの日に焼けた厳しい面差しの古代服の男性が現れます。
髪型は、駐車場の前の順式社にいらっしゃる男性と同じで鬟(みずら)のみです。

こちらは片手に丈の長い弓?のようなものを持っていて、どこかの豪族の首長さんかなと勝手に思っています。

ご挨拶していると、『あちらでお待ちである』と、また教えてくれました凝視

では、何が待っているのか?((((;゜Д゜)))

楼門で出迎えてくれた白狐さんが、こちらの様子を気にしながら、神の宮のさらに奥まで進んで行きます。

この先に待っているのは、実は九尾の狐龍神様です。


九尾の狐さんは『出雲の祖神(おやがみ)』様と呼ばれているのだと、鳳凰さんが教えてくれていたので、私も『祖神様』とお呼びしていますニコニコ

稲荷社に向かう参道を歩いていると、頭の中で【来たか】と声がしました。
お年を召された中性的な(美輪明宏さまのような)声ですが、私は『おばあちゃん』だと思っています(*´ω`*)



「お久しぶりです、お変わりないですか」

参道を歩きながら、心の中で話しかけてみます。

この身に何事かあらば、この国も無事ではあるまいよ

クククッと笑いながら仰っていたので、たぶん冗談を言ってた……のかも(;∀;)←神仏からよくからかわれますオエー


石段を登った先にあるお社の背後に、ドーンとゴジラサイズの九尾の狐――祖神様がいらっしゃいました無気力スター

この祖神様、もともとは京都・伏見稲荷大社にいらっしゃったそうです。
(おそらく、伏見稲荷大社が出来る以前から、その土地にいた神様だと思います)

(相変わらずデケェ……滝汗ハッ)

そんな本音を胸中で零しつつ、祖神様とご対面気づき

「小春ちゃんの出産のときには、たくさんのお力添えを頂いて本当にありがとうございました」
(※赤ちゃん狐の小春ちゃんは、去年の4月に誕生したのですが、生まれるまでの数日間ちょっと神仏を巻き込んでドタバタしたのです)

大したことはしておらぬ。さて。おまえは、己(おの)が役目を無事に果たせておるか

「えーっと……(´・ω・`;)」

思うままに申してごらん

「仕事としてやっていけるか、自信がありません」

なぜか?

「仕事として成立するだけの金額を稼げてないからです。自分から積極的にご依頼も取りにいけてないし、他のカウンセラーさん達と比べて全然役に立たないなぁと思って……」

それで?

「自分はやっぱり駄目だなと思います」

初っ端から詰問されて、タジタジになりました悲しい
最後の私の返答を聞いた祖神さまが、小さく息を吐きだします。

(これが世にいうクソデカため息か……:(´ºωº`):)←一人言。
(違います)←セルフつっこみ。

祖神様のいう【己が役目】というのは、【自分の不思議な感覚を使って、周りの人のお話を聞いたり、メッセージを伝えたりする】というものです。

去年1年間続けていたのですが、なかなか自分から積極的にアピール出来ず、商売としては失敗でしたショボーンもやもや

無料相談に乗っていた頃から、時々、菓子箱などにこっそり諭吉を挟んで渡してくださる方々がいらして、『ささやかですけど、はなさんの活動のために、悩んでいる誰かのためにお役立てくださいね』と仰ってくださり、そのお金で、場所代や備品などを支払えて、赤字にはならなかったのですが、

人様の厚意に甘えてばかりで、自力では頑張れなかったと反省ばかりが募っていました。

ならば、やめるか

「いえ。活動自体はやめません。本業で就労支援の勤務をしながら、お休みの日にご相談に乗っていこうかなと。活動は、改めて資金を貯めてからの方が良いような気が――」

問いを変えるが、おまえが話を聞いた者らは如何様な反応をみせるか?

「え?  "ありがとう"って仰ってくださったり……します」

すなわち、それはどういうことか

「え?」

めっちゃ詰められて半泣きになっていると、不意に、暖かくてぼよんとした感触が身体に触れました。
見れば、大きな龍神様のお髭の1本が、私の体をくるりと包み込んでいます。

(あ、龍神様!驚きびっくりマーク

この稲荷社から少し離れた場所に、人類誕生の前から生きているような古くて大きな龍神様(人間でいうと、ひいおじいちゃんのような存在感)がいらっしゃいます。 

お年を召していらっしゃるからか、言葉は話しません。
ただ、目元を豊かに動かして様々な感情を伝えてくれたりします。

今は、朽ちゆくまでの最後の時間をこの地で静かに過ごされているようで、この祖神様(九尾の狐)とはご夫婦かな?と思うような情愛と親密さが感じられます。

その龍神様の2本目のお髭が、今度はポンポン、と祖神様の腰元辺りを優しく軽やかに叩きます。

なんだか、祖神様と私の間に仲裁に入って『まぁまぁ。そんなに怒りなさんな』と宥めてくださっているような…… (。• . •。) ?? 

そんな龍神様のお髭に包まれてポヤポヤしていると、祖神様がこちらを真っ直ぐに見て目元をふっと和らげました。

おまえは、常々、出来ぬ……足らぬと、そこばかりに目を向ける。悪しき心を捨てよと、誰ぞが申さなんだか

「あっ。言われ……ました」

ここでの悪しき心とは、自分を卑下したり、不安や恐れで胸の中をいっぱいにしてしまうことをさします。

おまえのなかの悪しき心の一切を捨てよ】というようなことを、住吉神社や天河大辨財天神社の神様達から言われていました驚き

出来ぬ、足りぬとそこばかりに心を留めれば、伸びるものも伸びぬ。ようやく出た芽も、花実(はなみ)をつけずにただ枯れ果てるのみ。そうではなく、出来ぬと思うたことがあるならば、その逆にも同じだけ心を向けよ。その両方(ふたつ)ともに目を向けられぬものなら決して伸びぬ

「はぁ」←間抜けな返事ニコうずまき

おまえは死した者らの言葉も聞くであろう。生きた者は誤魔化し嘘もつくが、死した者(=ここでは成仏という段階に入っている霊魂)は嘘をつかぬぞ

「え?」

死した者らは、役目を果たしたおまえになんと言うか

「ありがとう……って、仰います」

そうか

それだけ言うと、祖神様は、うちのご眷属達の遊び相手になって、少しの間みんなとふれあっていましたニコニコ

ふらふらよちよち歩きから、最近、とことこ歩きが少しずつ出てくるようになった赤ちゃん狐の小春ちゃんも、笑顔満面で祖神様の前脚の爪先にじゃれつきますニコニコスター

じゃれつく……いやもう、全力で飛びかかっておりました滝汗
(ご眷属も人と同じで、子どもは遊ぶときも全力GO!です)

福ちゃん(座敷わらし)やおうくん(子狐)、瑠璃ちゃん(幼龍さん)も参戦しますが、

全員まとめて、祖神様の前脚の指1本で弾かれておりましたポーン
(強ぇ……驚き)

それで、此度の旅で何か新たな学びは得たか

「たくさん面白いことがありました!  宇佐神宮には巫女さまがいて、色々お話しました!」
(※前回の記事に書いたものです)

そうか

話題が変わったためか、いつの間にか穏やかに微笑む祖神様と、そのあとは雑談などして楽しい時間を過ごしました。

稲荷社での参拝を終えて、今度は龍神様のところにいきます。


相変わらず、地上に身体を横たえるような格好でしたが、昨年よりも瞳が生き生きしてるように見えましたうさぎキラキラ

「先ほどは、お助け頂いてありがとうございました。本当は、自分の言葉で祖神様にもっとしっかり答えないといけなかったのに間に入って頂いて、ご迷惑おかけしてすみませんショボーン

ぺこりと頭を下げて、顔を上げると、

龍神様がこちらを向いて両方の目をにっこり細めて笑っていましたびっくり

そうして、先ほどと同じく髭の1本を伸ばして、私の頭にぽんと触れてくれました。

それが、なんだか【がんばれ】と応援されているように感じて、とても嬉しくなりました。

こちらの龍神様も、天河大辨財天神社の蛇神様が

彼(か)の地に御座(おわ)す我らが祖神(みおや)の御方(おんかた)

というふうに呼ばれていたので、祖神と呼ばれる存在なのだと思いますキョロキョロ

でも、決して威圧的ではなく、凪いだ海のようにおおらかで穏やかな優しい雰囲気を纏う龍神様です照れ気づき

そうして龍神様とのお話も終えて神の宮に戻る道すがら、若い女性の参拝客2人とすれ違ったのですが、

え?  向こうから人(=私たち)来たんやけど!?  何かあるんかな?  行ってみる?
いや、なんか雰囲気怖いし止めとこうよ

……というような会話がされていました凝視

こちらはネットでも色々と書かれていて、合う合わないがはっきり分かれる場所かなとも思います真顔
(よく耳にする全国各地での「神社に呼ばれる」という現象も、この合う合わないが明確に分かれる場所(土地)で多くいわれるような気がします)

もし、ご無理なくこちらに伺える方がいらっしゃれば、ぜひ神の宮の奥にある稲荷社と、龍神様の祠にも御参りなさってみてください(*´ω`*)

ピシッと背筋が伸びる感じの厳しさはありますが、取って食われるような恐ろしさはありません( ¯•ω•¯ )

もう少し日にちが後になりますが、この日御碕神社の御祭神の配置についてのヘンテコ考察のお話も書いてみたいと思います指差し
(御祭神の配置についても色々といわれている場所です真顔

そして、神の宮と日沉宮でもう一度ご挨拶して帰り際、

砂を持って行け

と、祖神様の声がしました。

砂……砂といえば、砂守?

こちらの神社には砂守があるはずなので、社務所に立ち寄ります。

その御守りがズラリと並んだなかに、鬼の面の鈴もあり、

なぜか、それを見た瞬間に「ウラ族の旗だ!」と思ってしまって、即決で「この鈴を頂こう!」と決めましたうさぎダッシュ


鬼ノ城(温羅という鬼の根城)に掲げられている旗。



↑日御碕神社で頂いた鬼の鈴。

しかし、社務所には
ただいま、席を外しています】の立て看板が……(;∀;)
お留守にされていて、いつ戻って来るかわかりません泣くうさぎ

私達も、そろそろ出発しなければならず、「今回はダメかも……また今度」と諦めて楼門まで帰りかけたとき、

来るぞ。機(=機会)を逃すな

と、今度は神の宮の厳しい面差しの男性の声がしました。

すると、前方から神職さんが早足で戻って来られる姿が……キョロキョロキラキラ

ギリギリで、砂守と鬼の鈴を頂くことが出来ましたヽ(;▽;)ノ

楼門から出る手前辺りで、

向こうしばらく(=当面)、その鈴と砂を然(しか)と身に付けておいで。いずれ、おまえの役に立つ

と、祖神様に強く言われました。

その言葉の真意は、年始の地震に遭って分かりました絶望
そして、今も出かける際などにはこの鈴と砂守を必ず持参しています凝視

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この旅行のあと、大きな地震も経験して色々と自分の中で考え、

もう少し、自分のお役目を仕事として成立させられるように頑張ってみようかなと思い直しました。

切り崩した貯金の残額もギリギリで、悠長なことも言ってられないのですが、

家族とも話し合って、今年の秋頃までは、この活動をちゃんと仕事に出来るように奮闘してみようと決めました。

これまでずっと独立して働くなど微塵も思ってなかったのに、美容院のお姉さんとの数十分の雑談でガラリと「自力でやってみる!!」と決めたので、そりゃ準備も何一つ間に合っておらずガーンもやもや

そこで、活動しながら経営や起業についての勉強を一から始めましたふんわりウイング

カウンセリングの料金設定も、周りからは「あんた、それボランティアでやっとんのかえー」と呆れられるレベルですが、

必要なときに利用しやすい金額かなと思うので、これは当面はこのままでいこうと思っていますクローバー

しかし、これだけではとても利益に繋がらないので、もっと出来ることを増やさねばならない。
なので、以前から使っていたオラクルカードなども自分の能力と掛け合わせて使っていけるようにと、改めて勉強し直しています。

「あれもこれも足りない・出来ない」と塞ぎ込むことも今まで多かったのですが、
祖神様との会話で、奮い立つものがありましたニコニコ
嘆いてばかりでは何も進まない。

自分の能力や好きなことを仕事にする、というのは、昨今よく耳にする言葉ですが、

いざ、それを実践するとなると壁は高いし、いくつも挫折を繰り返すたびに自分の中にあった小さな自信もガリガリと削がれていき……

そんなとき、自分の心の芯に置くべきは、「なぜ、やりたいか」という目的なのかもしれないと、改めて痛感しています。


自分の実力の限界を見据えて見切りをつけるタイミングを図る決断力と、

また一方では、目標に向けて諦めない粘り強さを奮い立たせてめげずに邁進する楽観さ&気丈さと、

その相反する内容の両方の力をそれぞれ上手く活用していくことが仕事をする上でも大切なのかもしれませんニコ花
(今さら、そんなこと言ってんのかムキーと叱られそうですが……滝汗泣)


……そんなことで、本日も長々と綴ってしまいましたが、ここまでご覧になってくださって本当にありがとうございますニコニコハート

少しずつ春の訪れの気配も感じながら、ここ数日、また冬めいた日々が続いております。
寒暖差に気をつけつつ、どうぞお身体ご自愛なさって日々お過ごしくださいませハート気づき

もう夕方近くですが、このあとも、素敵な一日でありますように爆笑乙女のトキメキゆめみる宝石オーナメント