Kのことをまとめておきます。


Kが調子を崩したその後、10日のうちの8日くらいを一緒に過ごしました。


私は料理以外の家事をしたり、雑誌を読んだり、ゴロゴロしたり。


できるだけ平静を装って、心はつかず離れずの位置で客観的にKの様子をみていた感じ。


で、確信することができた。


「この人とじゃ、私が願う幸せは得られない」


目的を果たせないのだと、やっと気づいたのだ。←遅っ。


なかなか幸せになれないのは、私のやり方がダメなんだと思っていた。


もっとKに尽くして、優しくしなきゃ、自由にさせてあげなきゃ…

もっと頑張らないと、愛し続けてもらえない。
今の私じゃダメなんだ。


そう思っていた。


違った(笑)。



単に相手を間違った。←致命的



長くなるのでとりあえず、一旦時系列に戻ります。


…Kは日に日に回復していき、言葉数も増え、出勤して半日だけ会社に居る(注・完全な仕事ができる状態ではない)ことが出来るまでになった。


私はタイミングを見計らって、10日目くらいに「もう大丈夫そうだね。目先の生命の危機は脱したみたいだし、ズルズルするのは良くないから、もう来ないよ。」と言って部屋の鍵を返した。


10日間の看病?リハビリ?をしながら、私は彼に罪滅ぼしをした気持ちでいた。

完全な自己満だけど。



…で、晴れて自由の身。じゃないけど…
なんとなく、気持ちは軽くなった。


Kは会社に復帰して、ときどき電話やメールもし合っていた。


だけど少しずつ二人の間にある距離の広さを仄めかして、連絡の回数を減らしていった。



そうして私の中では、Kに関しては束の間の平和が訪れたのでしたっ☆



…つづく。(^_^;)