🎵山の畑の桑の実を小篭に摘んだはまぼろしか♪
山田耕筰の「赤とんぼ」は秋を思わせる歌だが、蚕が食べる桑は春から秋の終わりまでずっとある
子どものころ、祖母が養蚕をしていて手伝いもした(させられた)経験があるのでよく知っている
そんな桑の木がまさか我が家の南を流れる川の端にあったとは🤪
朝、居間からボーッと外を眺めていたら何やら赤い実が目に入った
「あの実はなんじゃ?」
そう思ってフェンスの向こう側にいって確かめたら
こんなところに桑の木⁉️
もしやこれは桑の実⁉️
ここに住んで36年近く経つのに全然知らなかった!
以前はなかったのかもね😝
養蚕が盛んだった頃はあちこちに桑畑があって、桑の実などは私にとっては摘む気にもならないぐらい当たり前のもの、しかも他の木の実より不味い😖っていう気がしていた
今や桑畑なんてどこにもなく、あるのは野生の桑の木ばかりだ
これもどう見たって桑の木
そして桑の実(桑グミって言ってた)
ネットで一応調べていたら、桑の実は「マルベリー」っていうのね
オシャレじゃないか
赤い実はまだ若く、熟すと紫になって、昭和の農村にはこのまま食べて口のまわりが紫になっている子がたくさんいたものだ
何だかとても懐かしくなって危険も省みず(というのはウソ、川に流されては大変だから慎重に)紫になっている実を摘んだ
ジャムにしてみたが、私の子ども世代は「そんな得体の知れないものを子どもに食べさせられない!」と言うに決まっている
前任校では野生の桑の実でジャムを作っているクラスもあったし、今の職場では蚕を飼っているクラスもある
アレルギー体質の私が毒見をして大丈夫なら孫にもいいかも✌️
隣の部屋からはこれからピアノレッスンがある夫の練習曲ハノンが聞こえてくる
指の練習という、あんまり面白くないものをひたすら弾くのはレッスン直後と間際だけである
行ってらっしゃい👋😃🎹