「ゴジラ-1.0観に行こうか!」と夫に誘われた
いいね✨
アカデミー視覚効果賞を受賞したことを受けて上映している、車で45分のところにある映画館と
ドラえもんやコナンのアニメ以外は公開後相当遅れて上映される(洋画は上映すらされないこともある😢)映画館とどちらに行くか
※つまりこちらは普段通り相当遅れて上映が始まったらちょうどアカデミー賞受賞と重なった!というわけ
※ついでに言えば「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」もまさに今別館で上映中でした
※もっとついでに言えば「あの花が咲く丘で、君とまた会えたら。近日公開!」と予告で言ってた
車で45分の映画館ではとっくに終わってるものばかり
夫は居心地のよい少し遠くの映画館がいいと言い、私は近くの映画館がいいと言い、結局近い方に行くことになった
映画は手に汗握る、いやあまりの迫力に体が硬直して観終わったらストレッチしなければならないくらいであった
内容については色々感想があるけれど、エンドクレジットを見ながらこの映画に携わったたくさんの人々に思いを馳せた
好きな俳優さんもたくさん出ていたねぇ
今回は特に青木崇高さんが嬉しい
最初の場面で印象に残り「絶対これだけでは終わらんぞ、この役の出番は!」と思っていたらその通りだったのですごく嬉しかった
確か橋爪功さんが一瞬出たからエンドクレジットのどの辺で出るのかと楽しみにしていたけれど最後まで出なかった
あれ?と思って後で調べたらどうしても出たくて「押し掛けエキストラ出演」だったんですって
それから音楽も、馴染みのある伊福部昭氏のゴジラのテーマと新しい音楽がとても印象に残り「これは校内音楽会でやらなきゃ❗子どもたちきっと燃えるぞ」と職業病が出てしまった
今年はたくさんの学校でこの曲が演奏されるに違いない!
しかし近場のこの映画館はリニューアルしてからすでに60年以上の歴史があるだけあって底冷えのする場内
私は場内備え付けの膝掛けをしたが夫は「誰がさわったかわからないようなものは使いたくない!」とか潔癖症の人のようなことを言い、終わってから「寒すぎて集中できなかった」とこぼしていた
終わったら12時半でどこかでお昼食べていこう!ということになった
そこでやっと気がついたのよ
今日は結婚記念日だよ
そう、我が家のメモリアルデーの中で一番忘れられるのが結婚記念日なのだ
毎年たいがい忘れていて、「あ、昨日結婚記念日だったねそういえば」とか何ヵ月もたって「毎年結婚記念日忘れるよね」と誰かの結婚記念日の時にやっと思い出す気の毒な日なのだ
そしたら夫が「今日は俺がご馳走するわ。結婚記念日だから」と言ってくれた❣️
こんなこと初めてかも🎵
空は相変わらず晴れていた
それでも安いファミレスを選ぶあたり…
しかし春休みのお昼時はどこも混んでいて、私よりはるかに待つことが嫌いな夫はファミレスをやめ、
「無性にカツが食べたくなった」と言ってトンカツ屋さんに入った
待たずに席につくことができ、静かな店内で美味しくいただきました
なんだかんだ言って、結婚記念日に映画と外食って結婚以来初めてなんじゃない?
結婚42年目の記念すべき日に底冷えのする映画館とトンカツ屋さん
いいんでないかい
でも今後は少し遠くても、寒い季節には遠い方の映画館に行こうと心に決めた✌️
【オマケ 田舎の映画館】
リニューアルオープンして60年以上経つというこの映画館にはそれなりの思い出がある
母に連れられて初めてこの映画館で観た洋画は「家なき子」
昔風にいえば「総天然色」(笑)
昭和39年に開催された東京オリンピックの記録映画を小学校高学年全員で観にきたのもここ
映画館近くの中学校に勤めていたとき、何人かの同僚とダスティン・ホフマンのトッツィーをここで観た
八甲田山死の彷徨
南極物語
一人で来たのは「オールウェイズ三丁目の夕日」とその続編
もうひとつ洋画を観にいったのだけれどタイトルも主演女優の名前も忘れてしまった(>_<)
どの映画も客席が埋まっていたことはない
三丁目の夕日の時なんぞは貸切状態だった
みんな暖かい映画館にいったんだろうね(^_^;)
あとは子どもたちを連れてドラえもんかな
※今なら責任を問われるであろう「子どもだけ残して終わる頃迎えにくる」、または親戚にお願いして自分は行かないなんてこともたまにありました😝
また、その映画館を拠点にしていた映画同好会で上映するときいてその時だけ会員になったのが
「運動靴と赤い金魚」(イラン映画)
これはにわか会員になってまで観てよかった!と思う映画だった
ここ10年くらいは車で45分の映画館ばかりか県内の快適な映画館まで行って観ることが増え、地元の底冷え映画館をスルーしている
結婚してから42年
式に参列してくれた父方の叔父伯母たちはすべてあちらに旅立ったなぁ
時は流れる