舌癌の診断前〜診断されてからについて、書いていきます。

近医の口腔外科で、大学病院への紹介状をもらったのが金曜日の夕方。
土日は大学病院が休みなので、不安を抱えたまま2日過ごしました。なんとも言えない状況で、まさに生殺しって感じでした…ショボーン
その時の舌の状態を思い出すと、食事が難しいだけでなく、舌の形がおかしかったですね。
右側の奥に、いびつな形に突出してました。今考えると、ガン細胞が増殖してたんでしょう。
そんな突出した部分があれば、精密検査必要と判断されて当たり前だわガーン

2日間待って、何とか仕事を調整して、初診受付ギリギリの時間で、大学病院へ入りました。
そして、長ーい1日が始まりましたあせる

紹介された顎・口腔外科へ。
予想よりはるかに広い歯科フロアに圧倒されつつ、受付を済ませて、ひたすら待つ…。
慣れない病院で、病気の不安を抱えて1人で待つのは、辛かったなぁ。

やっと呼ばれて診察台に座り、紹介状の内容と照らし合わせながら、私の話を聞く若い医師。
そして、患部の触診をしたかと思うと、紹介状の宛名になっている医師が登場。
再び触診をして、ズバッと「触った感じだと硬いし、範囲も広いから、あんまり良いものではなさそう」だと言われましたびっくり
確定診断に必要な検査を受けてくるように言われ、診察は一度中断。(カルテを少し覗き見をして、その時点で舌癌の疑いと明記)
それから血液検査、頭頸部レントゲン撮影、CT撮影と回りました。
検査結果が出た頃、再び診察台へ。
結果を見ながら、また触診して、患部の写真撮影。初診だと教授診が必要と言われて、ほどなくして、年配の優しそうな教授が登場。
触診と検査結果を見ながら、少し遠回しなガン告知をされました。
覚悟はしてましたが、優しい話し方だったからなのか、それともショックだったのか分からないけど、その時初めて涙が…ぐすん
どの医師も、まだ若いからしっかり治療します、と言われたのが、心強かったなー。

それから癌の大きさを把握の為に患部のエコー、顎部のエコー    と検査に回りました。
この2つのエコーは、かなり念入りに丁寧にされたので、1時間以上かかったと思います。
慣れない病院を歩き回ったことと告知のショックもあったからか、この辺りの記憶はかなり曖昧です。

検査後、また口腔外科へ戻り、診察台ではなく相談室という個室に呼ばれました。
いよいよ本格的なガン告知です真顔
今の癌の大きさや状態などを説明され、舌の痛みも癌由来なので、麻薬の痛み止めを処方することに。
それから、ステージ確定の為に、MRIとPET-CTが必要だと言われました。
多くの人はMRIではなく、造影のCT撮影らしいですが、私は以前に造影剤でアナフィラキシーを経験しているので、MRIになりました。
何度も通院するのはしんどいので、一泊二日の検査入院で予約してもらいました。
そして、患部の生検をして、今日は終了とのこと照れ
生検の前に、緩和ケア専門看護師さんと薬の飲み方や今の身体の状態の確認、癌の治療についてなどを話しました。
振り返ると、告知された日から緩和ケア専門看護師さんのフォローが入った事は、かなり心強かったですね。
何かあれば相談できる安心感からかもしれません。

話が終わってから、ついに生検…。
小さな手術室のような所へ案内され、診察台へ。
舌に局部麻酔をされたのがめちゃめちゃ痛かったえーん
それから舌の前寄りに出来ていた潰瘍辺りを切り取り、止血をし始めたのですが、先生方の予想より出血があったらしく、「吸引用意して、早く!」との声が…。
出血が止まらなかったら…と心配しましたが、無事に止血されたようで、安心しました。
ただ、その日は多少の出血があり、口の中が血の味でしたショボーン
この日は朝11時頃に受付をして、検査や診察のあと、薬の処方で待たされた事もあり、会計して病院を出たのは17時過ぎてました…。

生検の結果が出るのは1週間後なので、翌週の月曜日に再受診となりました。

舌癌の診断②に続きます