出戻り入院最初の夜…今6人の大部屋にいるのですが、みなさん中途覚醒しやすいんでしょうし気持ちは重々わかります。でも、一言、声を大にして言いたい。。



「夜中の3時に電気をつけるな!!!」



斜め前のベッドの方が3時前から電気をつけて本を読んでおられたようで、朝までついてました…0時にやっと寝ついたのに3時からうとうとしかできず。5時頃からは頭痛と節々の痛みがひどくなり…6時の起床時に37.5℃、お昼の時点で38℃…こうなると今日はもう使い物にはなりません


よろよろ神経の検査に向かいました(検査技師の方が、ハルの大好きだった(亡くなった)祖父の元気だった頃にそっくりで…髪の生え方とか目の周りとか、それだけで嬉しくなってしまいました)。手足に電極をつけ、強い電気が流れて体が勝手にピクピク動きます。「痛いのもうすぐ終わりますから」と何度も声をかけてくださいましたが、そんなに痛い!とは思いませんでした(マスク先生にやられた鼻の組織検査を思えば…)


お昼をたべて、熱が下がらずぐったりしていた様子をみて、担当の看護師さんがカロナールをくださり、飲むとずいぶん楽になりました


そして18時前にあくび先生が今日は一人で登場です。神経の検査に何も異常は見られなかったとのこと(手がピリピリしたりするのは、首とかに問題があるかも…血管炎由来ではないと)。


今の所、血管炎と確定づける初見が何も出てこないことが問題視されているようで…(まさかの中耳炎も血管炎じゃないんじゃないかと言う話もカンファレンスででたようです←じゃあなんなんだ)


「今後さらに検査を進めて行って、何か血管炎の所見が出れば、確定として進めます。」という言葉に、思わず聞くハル。

「出なかったらどうするんですか?」


ここで先生の目がキランと光りました。


「ぶっちゃけですね、今まで血管炎としての治療は耳鼻科ではなされていなかったんです。ステロイドの量や使い方も、突発性難聴に使うような使い方でした(2週間で60mg→0mgにもっていくやり方のことだと思われます)。それで再燃したのであれば、治療的診断というんですが、原因が明らかでない場合に、特定の疾患を想定して治療を行い、効果をみながら評価するという方法になります。なので、血管炎を想定して、治療をすると言うことになりますが、重大な臓器の障害ではないので、ステロイドの量を気持ち少な目からもう一度始めるという方法が一番現実的かもしれません…これは今後の経過をみながら検討を進めます」


「仮に何も血管炎の所見が現れなかった場合、今から何日くらいを目処に治療的診断を始める心づもりでいたらいいですか?」


「大体2週間で検査結果が出揃うので、それをみてから始めるつもりです」



患者の病室に、カップラーメンの入ったコンビニ袋を持ってきちゃったあくび先生ですが、説明は非常にわかりやすく、質問にも的確に答えていただいて、スッキリしました


今日のメニュー

神経伝導検査