2017年2月スリランカ(17) ダンブッラ石窟寺院、極彩色の壁画と無数の黄金の彫像 | お家と旅の徒然日記

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小さい頃に両親が買った建売住宅を、2011年に建て替えました。独身で住宅ローン持ちとなりましたが、年に2・3回の旅行をしつつ、のんびり楽しく生活してます。数年後には黒柴ワンコを迎えたい・・・。

スリランカ4日め、まずはホテルからほど近い、ダンブッラ石窟寺院に向かいます。この日は朝からお天気が悪く、ホテルを出た時は雨が降り始めたのだけど、寺院に着いたらラッキーなことに雨はほぼ止んでいて。雨の中の観光にならずに助かりました。車を降りてから、ひたすら山を登ります!

 

 

こんな道を登ってきました。ちなみに、こっちの道から登るようになったのは数日前からだそうで、ガイドさんもここを登るのは初めてだとか。

 

 

隣の山。けっこうな高さまでやってきてますよ。

 

 

15分ほどで到着。ここが寺院の入口。ここで靴を脱ぎます。

 

 

本当に、岩に沿って建てられた寺院です。建物が岩に食い込んでいるというか、岩が建物に乗っかっているというか・・・。

 

 

お決まりの菩提樹。

 

 

岩窟寺院というだけあって、たくさんの岩窟があります。そのいくつもの岩窟の中、それぞれに壁画があったり、仏像があったり。一番大きな岩窟は入った瞬間にこの天井に描かれた仏様が目に飛び込んできます。下からライトアップされているの。

 

 

この寺院は、スリランカにおいて最も保存状態がいい石窟寺院として知られているそうです。1991年に世界遺産に登録。この寺院、なんと紀元前3世紀からあったようです。もちろん、長い年月の間に増築されたり修復されたりしていますが。全部で5つの岩窟があって、一番大きいのがこの第2窟で、16体の釈迦の立像と40体の釈迦の坐像があります。天井画の面積は2100㎡だそう。

 

 

 

涅槃像の足裏が真っ赤なのは、であるシンハラ語の始祖であるウィジャヤ王が、紀元前5世紀にインドからスリランカに渡った時、足の裏についた赤土からきているそうです。

 

スリランカの寺院って、仏教の寺院なのになぜかヒンズー教の神様の像もあったりするのが不思議です(あー、でもなぜか写真撮らなかったんですよねえ)。

 

こんなにたくさんのお釈迦様、いったい誰に迎えばいいんでしょう。

 

 

 

左の方、立っているのは王様の立像でした。

 

 

近くで見ると余計に、岩が押しつぶしてきそうな・・・。それぞれの岩窟の前に、回廊が作ってあるのです。

 

帰りは、来た道とは違った、整備された階段を下りました。こっちが本来の道なんだな。物売りもたくさんいました。猿もたくさん。

 

降りてきたところにあった建物。

 

 

龍なのかなんなのか・・・。金ぴかですね。岩窟寺院の観光は1時間ほどで終わり、9時半過ぎに、次の目的地へと向かいます。