ヒヨス〈非沃斯〉 | 花だより

ヒヨス〈非沃斯〉


ヒヨス

ナス科ヒヨス属

学名 Hyoscyamus niger

原産地 ヨーロッパ~シベリア、中国

一年草


撮影場所 07.6.9 東京都薬用植物園


薬用植物として栽培されています。

《有毒植物》
ヨーロッパから西アジアに広く分布していて、全草にトロパン系アルカロイドを含有し、

アトロピン、ヒヨスチアミンの製造原料(副交感神経遮断薬)とされます。

(↑植物園の説明書から)



属名ヒヨスチアムス。

 ヒヨスはラテン語で豚を意味し、ヒヨスチアムスは豚にも毒だと言う意味らしい。 

中国名はロウトウ、のたうちまわるという意味だそうです。

魔女の薬草と言われ、属名はヒヨスアキム(hyoscyamus)ギリシャ語で「豚の豆」

ギリシャ神話の中で、豚に変えられた。と言うお話しがあるそうです。

中世の人は、忘却と死をもたらすとこの花を恐れていたらしいです。


花言葉は不完全


間違っても食べないでくださいね~♪
かなり危険なようですから~


ヒヨス