我が家は数年前に夫の実家の近くに転居した。
夫の実家まで徒歩1分。
昔ながらの古い町でお年寄りも多く、人と人との距離も近い。
義母は特に人が大好き!そしてお節介!
友達や知り合いはすごく多いし、近所の人のことは知り尽くしている。
風邪で寝込んでる人がいたらご飯を作って持って行くし、スーパーに買い物に行けば「これ○○さんが好きなお菓子だわ。買ってくか」と人の物まで買っていく。
だからこの町では物をあげたりもらったり、おかずを作ってあげたりもらったりが普通に毎日行われている。
義母の家は特に、毎日誰かが訪れて何かを置いていく。
菓子折りはテレビの横に積み重なって置いてあるし、冷蔵庫の中は手作りのもらい物でいっぱいになっている。


ここからが問題。

もらった物がいらない物だと必ず我が家に回ってくる。

「山田さんからもらった手作りのヨーグルト!」
「佐藤さんからもらった手作りのマヨネーズ!」
「鈴木さんが漬けた梅干し!」
などと、私にとってはよく知らない人が作ったものを渡してくるのだ。

何年か前、相田さんからもらったというトマトソースが我が家にやってきた。
ちょうどハンバーグを作ろうと思っていたから使おうと思ったら、瓶があかない!
瓶をあける方法を調べてみても、夫に託してみても、どうやってもあかない。
瓶があかないとイライラしてくるよね笑!

正直に、瓶があかないから返しますと言って返しに行ったヨ!
そしたら「あー、これ1年くらいたってるから固くなっちゃったのかな!」って言っていて、
はぁ?1年も前にもらった物をよこすな!とまたイラッとしてしまった。


今年の春には、1学年進級した我が子たちのために、井田さんという方がおいなりさんを作ってくれたそう。
「井田さんて誰ですか?」と聞くと「着付教室で月に1回会う人」と言っていて、何でそんな人がうちの子供たちのためにおいなりさんを??
コロナがあって、昔は平気だった『他人が素手で作る手作りのもの』が苦手になっていたこともあって、この時ばかりは「おいなりさんは好きじゃない」と言ってもらうのをやめた。

見知らぬ人が作ったものってどうなの?
義母にとっては友達だけど。
いつ作ったものなのか、どういう具材や調味料で作られているのか、、、気になり出したら食べられなくなって、潔癖ではないのに不思議。


義母があちこちいろんな人にいろんな物を配り歩いてるからその分お礼が返ってくる。それはどうぞご自由に。ただ、限度があるよね。

巻き込まないでほしいむかつき