こんばんは照れ

いつもオンマ印オススメ韓国あれこれ&日韓ダブル子育てを

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ありがとうございますラブラブキラキラ

 

ふと思い出したこと…

19年前夫と出会った夏

姉妹校への語学研修中の最後の週末

仲良くなった4人のメンバーと夫の家に遊びに行くことになった。

 

約束したものの考えたら…

8月15日

 

日本では敗戦が決まって戦争が終わった日ですが

韓国では日本からの独立記念日

 

メンバーの1人が

「そんな日に韓国人のお宅にお邪魔していいのかな?」

と言い出した…雷

 

考えてみたら確かに…

約束しちゃった後だけど拙い韓国語で夫に聞いてみた

「独立記念日だけど、日本人がお邪魔していいのかな?」

 

日韓の歴史に触れることは正直勇気がいった

でもご両親にも会うことになるなら失礼ないように

聞いておくべきだよね…DASH!

 

すると夫はこう言った

「日本人は8月15日にアメリカ人に会ったらどう思う?」って

確かに何とも思わないかも知れないな…

 

でも気にする人もいるかもしれないから

勇気を持って聞いてみてよかったなと思うキラキラ

 

そしていよいよ当日

実は私たち日本人を緊張させる事態はこの後だった。

 

手土産と一緒に丁寧にご挨拶して家に入った

義母も義姉もいておもてなしをたくさんしてもらった

 

何より驚いたのはおばあちゃんがいたこと

そんな日にお邪魔してよかったんだろうか…

 

ご挨拶しに言ったら私たちより先に

おばあちゃんが「こんにちは」と日本語で挨拶してくださったのだ

 

これには正直かなり戸惑った

こんな日に日帝時代に日本語を強制されたであろう方だから

とっさに日本語で返すのが正解なのか

韓国語で返すのが正解なのか

脳内会議してから韓国語で答えた気がする…

 

日本とアメリカとはまた違った価値観を持っているし

歴史問題についてはずっと平行線というかねじれの位置である日韓

 

後から聞いた話ではおばあちゃんは日帝時代

とても珍しいパターンだけど

いい日本人にも出会ったそうで

個人的には忌み嫌うような恨むような記憶はないらしい。

 

貴重な体験をしていた方がいることも知れて

私たちを受け入れてくれて今でも本当に感謝しています。

 

あの一瞬の緊張感と困惑と

私たちの世代が二次被害や傷を与えてしまったら…

と思う場面でした。

 

8月15日は初めて夫の家に遊びに行った記憶以上に

両国の歴史やそこで生きていた人たちを思う

そんな体験ができた日でした。

 

不思議なことに私たち夫婦の周りには

お互いの国に触れる機会が多くありました。

それは偶然なのか必然なのか…

またそのお話は今度にしましょうラブラブ