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函館市南茅部地区を流れる垣ノ島川沿い、標高32~50mの丘の上にある集落跡です。遺跡の中央部に、地面を掘り込み、耐久性があって長期間居住できる竪穴建物がつくられ、その南側に墓域があり、日常と非日常の空間が区別されていたことを示しています。 竪穴建物からは漁網用の石錘せきすいが多く出土し、生業として漁労が盛んだったことがわかります。また、墓には子どもの足を押しつけた足形付土版が副葬され、この地域特有の精神文化を伝えています。 4000年前ころに構築された長さ190m、幅120m、高さ2mの「コ」の字形の盛土遺構は、国内最大級の規模です。盛土には大量の遺物が含まれていることから、祭祀・儀礼の場所と考えられ、今も実際に私たちが目で見ることができる重要な遺構です。

展望エリアから
広大な敷地が見えます
こちらはVRで
建物等が見られる展示









