14巻5号 

        2024年5月1日発行 

            by 花 墨 汎 潤

 -「ロータス・ワールドへのいざない」

     その(169-2)  

  

A555   気を楽にする> ・・幸福とは気楽な科学であり、自然界の妙なる発露だと捉えます。

 

 思いつくままに<気脈を通ずる8修行法>というふうに<qi(気)の妙法>を試みてみました。幸福になりたいとは誰でも思います。が、幸福という<青い鳥>はあっという間に逃げてしまいます。それでもなお、幸福の青い鳥の行方を追わずにはいられない。そんな想いを数行に描いてみたわけですね。いかがですか? この描き方は。

Q555 面白いですね。比喩(ひゆ)的に言われると、なんだか楽しくなります。こんな説明ならいくらでも聞きたくなりますよ。ぜひもっと続けてください。 

A556 では、調子に乗ってあえてチャレンジしてみましょう。引き続きこんなのはどうでしょう。

 

      幸福やわら道 二十即

 9      気を飛翔させる ・・幸福とは後ろを見ず、前だけ見て飛ぶ鳥だと捉えます。

10     気を反転させる ・・幸福とはマイナスをプラスに逆転させる飛翔術だとみます。

11     気を手のひらにつかまえる ・・幸福とは誰でも暗闇で手にとれるホタルだとみる。

12     気を渦巻にする ・・幸福とは直流ではなく交流しあう波動だと捉えます。

13   気を芽吹かせる ・・幸福とは成長の結果ではなく、未知への挑戦だと捉えます。

14     気を感染拡大する ・・幸福とは広がる夢の闘争であり宿命からの脱出だとみる。

15   気を縁起化する ・・幸福は孤立せずに巡りめぐってくるブーメランだとみます。

16     気を柔らかくひねる ・・幸福とは単調な調べではなく多忙な試行錯誤だとみる。

17   気をたぐり寄せる ・・幸福とは逃げてゆく夢をつかむもので奇跡の連続だとみる。

18     気を引き延ばす ・・幸福とは縮むものではなくたえず膨らむ未来からの贈り物だとみる。

19   気を肩にかつぐ ・・幸福とは過ちをかつぎつつその偶像を虹のかたちにするものだとみる。

20   気を旅の友にする ・・幸福とは人生という遠征の友人であり味方だと感じる。

 

 この描き方で言いたいことは、要するに生きることは<夢中の闘い>であり<宿命からの闘争>だということですね。宿命といういのちのマイナス面はなかなか離れてはくれません。   (明2日ヘ続く)