「花の墨通信」14巻2号
2024年2月3日発行
-「ロータス・ワールドへのいざない」
その(162-2)
A535 要するに今や<超高度メカニズム>の時代に突入しようとしていますが、カラ必ずしもバラ色の世界が約束されてはいないのです。むしろ人間の愚かさが極まって<地球生態系の崩壊>がもっと進む可能性、核融合を利用した<小型水爆戦争>をはらむ可能性もあるのです。さらには人間がAI(人工知能)にひれふす<科学神話>が起こり、今まで営々と築いてきた<信仰心がみる影もなくなる>可能性という三つの可能性があります。これは<人類文明滅亡の序曲>といえるでしょう。
この可能性をなくすまったく<新しい宗教の誕生>があり得るのか? それを模索しているわけですね。今までの三大宗教をはじめ日本神道を含むあらゆる教説を再検証し、そこに<再生の芽がないだろうか?>と思索しているわけですね。人間の能力をはるかに超える
Q535 今や<生成AIの進歩>は人類知を超えつつあります。早晩追い抜かれるでしょうね。そうなると自然に<新しい宗教の誕生>が<超高度メカニズム>の上に成り立つことになります。つまり<既成の宗教はみな衰退(すいたい)>の道をたどるでしょう。違いますか?
A536 とうぜんそう予想できます。逆の道つまり<既成宗教の再生>は難しい。けれど諦(あきら)めず<できる探求>を試みてみましょう。こんな歌をつくってみました。
1、太陽のいのち 150億光年
人類の滅亡必然か
深き闇に逆説なし
悩み深き泥沼に浮かぶ
うるわしき蓮華はいかに?
Q536 ますますわからなくなってきました。もっとわかる歌で説明ください。・・というよりその前に、
<未来宗教>うんぬんと考えるよりもこのまま(地球温暖化など)で、いったい<地球環境が持つか?>の方が心配じゃありませんか? いかがですか?
A537 人間の能力をはるかに超える<量子コンピューター>に対峙(たいじ)して、人間の最後のとりでである<宗教世界のミステリー(神秘)>にチャレンジしようというのだけれども、まさに<無謀(むぼう)な冒険>です。が、それでも他にやることは皆無だから試みるしかないでしょう。(2月の連載終わり)