函館北高校文化祭

函館北高校は母校なのですが、今は使われていません。

先日、許可を得て同窓会メンバーが中に入りました。

寂しげな下駄箱

煙草をふかした男子トイレ

誰もいない体育館

雨や冬の練習ではチームメイトを背負い、駆け上がった階段

使われる事のないチョーク

少子化は判っていた筈なのに道立普通課高校を建て

間もなく、市立の北校と東校は統合され、函館高校となりました。

校舎は旧東校を使用している為、北高は使われていません。

野球部のＯＢ会も各々にあり、両者の会合では、ＯＢ会も一緒になって

市立函館高校野球部のＯＢ会になりましょう等・・・・

それは違います。

北高も東高も無くなり、新しく函館高校が出来たのだから、

函館高校を卒業していった者がＯＢになっていくものだからです。

流れをくんでいるのだから応援はします。

でも　ＯＢではありません。

野ざらしにされていた校舎が2年後位には

スポーツ施設になるとか宅地で売られるとか・・

いずれにせよ校舎は取り壊されます。

寂しさもありますが、無くなる事は、ある意味悪い事ではないと思います。

元気な後輩達を見ることが出来るのは幸せな事。

でも、無くなったからこそ、

思い出が封印され、昇華され、生き生きと想える事ができるからです。

今年の夏　8月２５日（土曜日）ＯＢによる文化祭が計画されています。

いいじゃないですか～　

母校の校舎で酒飲んで、煙草吸えるんですよ～　文化祭ですよ～

こんな事、取り壊される予定がなければ出来ないですよ。

出来る限りのお手伝いをしたいなーと。

苦労すれば苦労するほど、絶対　楽しいはずです。