やり場の無い怒り | 夕美帆の理由

やり場の無い怒り

今夜はあたしの先週土曜日の出来事をブロっちゃおーじゃないの。

と、では早速。。


出先からお家に向かう23時15分。
あたしは東京メトロの
とある駅のホームにいます。

両耳にはヘッドホン。
顔下半分には寒さ予防も兼ねたマスクを二枚重ね。

あたしは電車を待ちながら、
心ホームに在らずな具合にヘッドホンから流れ出る音に夢中。

えっと…なに聴いてたかっちゅうと、
アイホンにコード弾きで録音しといた産まれたての曲をひたすらリピートよ。

頭ん中で、コードの上にメロディー乗せて、語呂やらテーマやら何やらしっくりくる詞を色んなパターンで探してく。そんな作業に没頭してたひとり駅のホーム。

で、まぁ電車が来るよね。
そりゃ~来ますよ。来ちゃいますよ。

あたしは、音漏れしない程度のボリュームの事だけ気にしてそのまま乗車。

その日は週末終電間際なのに目に映る限りの座席が空いてて…あれぇ~
なんて想いながら乗車してすぐ右手前のシートに座る。

その最中もあたしの体中ではB7やらG#mやらD♭やらがアコースティックの音色でループ。一駅停車、二駅停車と、己のひらめきに集中しながらも…


ん⁈

尻が?

なんか?

冷たい??

あれ?


と、次の瞬間あたし驚愕 _| ̄|○

オーマイガー‼‼‼


あたしのお尻の下には
思いっきしのゲ○。

そして…
こんな時だからこそやけに冷静な私。

先月はA型インフルエンザで悪夢にうなされ、今月はノロウイルスで再びこの体蝕まれるなんて‼兎に角まっぴらごめんだ。

慎重にスカートでアレを包み込むようにしてぶら下げ、次の停車駅で下車。
駅おトイレにお邪魔して持っていた袋にこれまた慎重にアレをラッピング。

生憎レギンスみたいな黒ズボンも履いてたから助かったが。とりあえず何事も無かったかのように、濡れたお尻はそのままに家路を急いだんだけど。

アコースティックの音色がまだ両耳から流れ出る中、やっぱり考えちゃったよね。

もし、イヤホンをしていなければ、
もし、あの時二枚重ねのマスクをしていなければ様々な異変に気付けたのではないか。


でもね。
後悔したくなると必ずその後には

《例えイヤホンをしていなくても、例え二枚重ねのマスクをしていなくても結末は同じになっていた。これが今日のお前の「運命」なのだ‼‼》

って、鞘に収まるのがあたしなんだけど。


まぁ兎にも角にもあたし、
ノロウイルスに侵される事もなく
今夜も健やかにお酒を呑んでます。長々と戯言を聞いてくれた諸君。
心からありがとう。

そして、事の一部始終を共に味わった
産まれたてのあの曲が一体どう化けるのか…

楽しみだねσ^_^;


それでは最後にひとつ。


《己の尻を置く位置は
己の尻を置く前に確認しよう‼》



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